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戦兎がパネルの周りをハンマーで叩いていく。
パネルが取れそうな所までくると、帰ってきたばかりのマスターが乱心する戦兎を抑える。
「それって…」
「パンドラボックスのパネルだ。なぜあんたが持ってる？」
「…」
「答えろ！！」
いくらこれから話が前向き思考になるとしても、私には真相が分かっているため、音を立てないように静かにnascitaを出た。
全部知ってるのにどういう気持ちで見ろっていうの…
nascitaを出て特に行くあてもなくふらーっと散歩する。
狙われてるんだっけ、そういや。私がいても物語は変わらないよ、そういう運命なんだから。
『…さむ』
薄着で来るんじゃなかった。
いくら初秋でも、昼間とは違い夜は少し冷えた。
皆、スタークに騙されてるなんて、言えるわけないよね。金尾さんの声は素敵だけど。
好きなキャラ見れるのは全然良いけど、悲しい顔がこれから多くなることを考えると嫌な気持ちでいっぱいだ。
『もう嫌だよ…』
「まさかお前から現れるとは」
『っナイトローグ！？』
真後ろから声をかけられる。びっくりしたぁ…
条件反射で警戒態勢をとる。
「生身の女が俺にどう対抗できるのか…」
ナイトローグは私にどんどん近寄ってくる。
ドリルクラッシャーを出したいのは山々なんだけど、出してる間にやられる、そもそも撃たせてもらえないだろう。
混乱する頭で回避方法を考えるが、いい案が出てこない。このホテルおじさんめ…
いろいろ考えていると、ナイトローグに銃を向けられる。
「…お前は厄介だ。早めに消えてもらう」
真正面で撃たれたので避けようとすると、後ろに倒れる。
やば、これじゃあ死亡フラグ確定じゃん、余裕ないはずなのに、そういう思考が頭によぎると、ボトルが光って、地面につくはずの体が、地面を通り抜ける。
…通り抜ける？えっ待って底なし沼？マインクラフトかな？？
落 ち て る や ば い
どこに向かって落ちるのかな私…そう考えていると、どこかに着いたようだ、背中から落ちる。
『いったぁ…』
痛む背中を我慢して、目を開けるとよく見るアジトが映る。
…えええ？？？ますます理由が分からない。
「お、A。どこいってたんだよ」
『ばんじょー…』
こっちは大変だったんだぞ、そういう万丈。
『…眠る、6時間は起こさないで』
「はぁ！？」
時間指定かよ！！万丈がそう言うが気にしない。今は何も考えたくない…
ラッキーフルボトル
ライト
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Mezool(プロフ) - Tena_unknownさん» いえいえ(^^)返信ありがとうございます！これからも楽しみにしてます♪ (2019年7月9日 20時) (
レス) id: fba619e418 (このIDを非表示/違反報告)
Tena_unknown(プロフ) - Mezoolさん» あ、30話のことですね！？すみません、ご指摘ありがとうございます！ (2019年7月9日 19時) (レス) id: 42a710b782 (このIDを非表示/違反報告)
Tena_unknown(プロフ) - Mezoolさん» コメントありがとうございます。ファウストっていうのは秘密結社で、その秘密結社で行われているのがスマッシュという怪物の開発なので、おそらく合ってるかと、、、更新ペース遅いのにも関わらず、応援ありがとうございます！ (2019年7月9日 19時) (レス) id: 42a710b782 (このIDを非表示/違反報告)
Mezool(プロフ) - いつも楽しく見させて貰ってます。質問なんですが、“ファウスト”じゃなくて“スマッシュ”じゃないですか？間違ってたらスミマセン（ ; ; ）これからも更新を楽しみにしてます！ (2019年7月6日 20時) (レス) id: fba619e418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tena_ | 作成日時：2018年10月10日 18時
