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俺は脱獄犯であるこいつ、万丈龍我と共に、バイクに乗ってnascitaに戻っていた。
「…ん？」
たまたま、俺が倒れていた路地の前を通り過ぎると、俺と同じような形で少女が倒れていた。
なんでこんなところに人が…滅多に来ないはずなのに。しかも明らかに未成年だ。
「あ？どうしたんだよ」
「ちょっと待ってろ」
少女に近づいて息があるか、手首あたりの脈を確かめる。…生きている。
…今日は俺にとって厄日なのか、なんなのか。
どうせなら脱獄犯より、少女の方が大分マシだった。
「女の子？なんでこんなところに」
「知らないよ…はぁ、お前はバイクで帰れ」
「はぁ？場所知らねえし、お前はどうすんだよ」
「バイクの前の画面に地図を載せてある。俺はこの子を連れて帰る」
万丈が騒いでいるのを無視して、ラビットタンクフォームに変身する。ラビットなら、跳べるし、バイクよりは遅めだが、徒歩よりはマシだろう。
そう思いながら俺は足を進めた。
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nascitaに戻り、少女を連れて帰ると、ほとんどアジトにいる美空もマスターと共に食事をとっていたようだ。
「おかえり〜…」
「おー、戦兎！よくやっ…」
「「…誘拐した？」」
「ちげーよ！！」
二人が後ろでギャーギャー言っていることを無視し、俺は少女をアジトのベッドで寝かそうと扉を開けようとすると
「そういえば脱獄犯がうちに来たんだけど…」
美空からそう言われ、万丈の存在を思い出す。
…すまん、忘れてた。
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「お前何しでかしたか分かってるのか…！」
「しょうがねえだろ、あのまま連れ返してたらあいつは務所に逆戻りだ」
マスターに先程までの出来事を話し、すると、ベッドで寝ている子が気になったのか、どうして俺が連れてきたのか聞いてくる。
「…俺と、同じところで倒れてたんだ」
「なに…？」
「もしかしたら、俺の記憶に何か関係あるかもしれない」
そう言い、少女を見る。
何か手がかりになるものがあればいいのだが。
そう思い、俺の発明場所をいじっている万丈に目を向け、万丈が仕向けられたという事件を聞き出すため、万丈に全部話してもらうように促した。
ラッキーフルボトル
ライト
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Mezool(プロフ) - Tena_unknownさん» いえいえ(^^)返信ありがとうございます！これからも楽しみにしてます♪ (2019年7月9日 20時) (
レス) id: fba619e418 (このIDを非表示/違反報告)
Tena_unknown(プロフ) - Mezoolさん» あ、30話のことですね！？すみません、ご指摘ありがとうございます！ (2019年7月9日 19時) (レス) id: 42a710b782 (このIDを非表示/違反報告)
Tena_unknown(プロフ) - Mezoolさん» コメントありがとうございます。ファウストっていうのは秘密結社で、その秘密結社で行われているのがスマッシュという怪物の開発なので、おそらく合ってるかと、、、更新ペース遅いのにも関わらず、応援ありがとうございます！ (2019年7月9日 19時) (レス) id: 42a710b782 (このIDを非表示/違反報告)
Mezool(プロフ) - いつも楽しく見させて貰ってます。質問なんですが、“ファウスト”じゃなくて“スマッシュ”じゃないですか？間違ってたらスミマセン（ ; ; ）これからも更新を楽しみにしてます！ (2019年7月6日 20時) (レス) id: fba619e418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tena_ | 作成日時：2018年10月10日 18時
