Beautiful blue sky 【Alan & you】 (ページ18)

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scene 17 ページ18

A side

急に誘ったけど大丈夫だったかな。

でも、何もお礼しないのも嫌だし…

私はちゃんと着替えて、メイクも珍しくちゃんとした。

いつもは下地くらいしかしない。

でも、今日はちゃんと。ちゃんと。
だって、あの綺麗な顔立ちの亜嵐さんの横に並ぶだなんて私がどれだけ頑張っても無理がある…

だから、できるかぎり綺麗に綺麗につくろった。

そして、約束の時間。

亜嵐さんは既に待っていて、、！

『こちらから誘ったのに待たせてしまってすみません！！』

亜嵐「いや、俺が早かっただけなんで。笑」

『どこ行きますか？？

私、あそこのバーしか行かないので美味しいお店あんまり知らないんですよ。

すみませんこっちから誘っておいて、』

亜嵐「あ、そーなんですか？！

じゃあ、俺の行きつけでよければ案内しましょうか？」

『本当ですか！？うれしいっ！！』

帰りが夜になるのでひまりには新居に帰るようにと連絡しておいた。

まぁ、ご飯はどーにかするでしょう。

亜嵐「妹さんに連絡ですか？」

『あ、はい。やっぱりまだ高校生なんでそれなりに心配なんです笑』

亜嵐「めっちゃ妹想いですね！
妹さん読者モデルなんですよね？！
ってことは、美人姉妹なんだぁ！」

『いやいや、美人なのは妹だけですよ？笑
それに、あの子愛嬌もあって可愛がられるんです。』

亜嵐「え、Aさんも愛嬌あってかわいいじゃないですか！」

『ないですよ、愛嬌なんて笑
私そんな笑わないんで普段。』

亜嵐「えっ、そーなんですか？？
俺はじゃあラッキーなんですね！Aさんの笑った顔結構見てるんで♪」

『だって、亜嵐さんのお話とか行動とか見てて楽しいんです笑』

亜嵐「バカにしてますか？笑」

『いえ、そういう意味じゃなくて単純に一緒にいて楽しいです。』

何言ってるんだろ。

まあでも変な意味じゃないし。

本当に純粋に楽しいから。