十三話 ページ15
そこから時間は刻々と過ぎていった。
他にもマルオカートとかダンスゲームとかいろいろやったけど、
最後にはプリクラを撮って終わった。
(男二人でプリクラ撮るのもどうかと思うけど天馬がやりたそうな顔してたから…←)
帰るときとかも男二人がでかいくまの人形を持っていたのでとても目立った。
正直恥ずかしかったけど…(笑)
あと、俺はMANKAIカンパニーの春組の初公演を天馬と見にいく約束をした。
もちろん千秋楽を見に行く予定
でも、天馬と約束をしてから春組公演が楽しみすぎて仕事もままならなくなっていて、
俺と天馬はよくTVのコメディ番組でも一緒に出演したり、
ドラマや映画でも一緒に出ているからミスする度に怒られるんだよなぁ…
地味に俺の仕事全部天馬と一緒な気がする…(セット売りされてます)
…………………………………………………………
それから何週間か経って、
春組のロミオとジュリアスの千秋楽の日になった
俺はもちろん天馬と一緒にいる
天馬「おい、本当にここ上手いんだよな…？」
「うん。きっと天馬にぴったりだと思うよ？」
そう。
俺は今まで天馬に役の幅を広げたいから劇団に入りたい、という相談を受けていた
だからMANKAIカンパニーを紹介した
まあ実際は俺も見たことがないから
あんまり分かんないんだけどね…(笑)
そう思いながら席に着くと、丁度アナウンスが流れ始めた
「…楽しみだね」
というと天馬は驚いた顔をしつつも
天馬「…おう」
と返してくれた
そして、ロミオとジュリアスが始まった
…………………………………………………………
それからは全て原作通りだった。
たるちこと至さんが終盤にミスをして
皆がアドリブを入れていってお話は終わった
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
「…」
確かに原作で天馬が言っていた通り
最初の方は少しギクシャクしているところもあった
でも、終盤は本当によかった。
皆、凄い輝いてて、凄いカッコよくて…
俺の本命は夏組だったけど、
春組もとてもカッコよく見えた。
天馬「…凄かったな」
「！」
驚いた。
天馬が褒めるって、そうそうないのに…
「…そうだね」
それからはずっと余韻に浸っていたけど、
帰るときに咲也君たちが見送ってくれて、
とてもテンションが上がって皆と握手してたら(真澄くんにはとても嫌そうな顔をされたけど)
天馬に
天馬「きもい、帰るぞ」
って引っ張られながら帰りました
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おれんじ(プロフ) - 瑠音さん» ありがとうございます！更新は凄い不定期ですが頑張っていくのでこれからもよろしくお願いします！ (2017年8月17日 22時) (
レス) id: 416e989416 (このIDを非表示/違反報告)
瑠音 - この作品好きです！天馬くん可愛すぎかぁ…！これからも更新無理せず頑張ってください♪ (2017年8月15日 1時) (レス) id: 378d6e79f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おれんじ | 作成日時：2017年7月14日 16時
