忍たま女子の物語 (ページ11)

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番外編【お前が行けの段】ページ11

『今日は穴掘り日和だねぇ〜！』
喜「だねぇ〜!今日はいい練習用の落とし穴が掘れそうだよ〜」
『ここらへんにほった穴が分からなくなるから地図に書いておこうよ！』
喜「確かに自分が作った落とし穴に落ちるのは嫌だもんねぇ〜」

『いい穴掘れて楽しかったねぇー！』
喜「うん。ただ穴の位置を書いた地図を置いて来ちゃったんだよね〜」
『えぇーー！それ不味いじゃん！じゃあむやみに取りに行くのも危ないし木登りしようよ！』
喜「いいねぇー！」
ﾜｧｰｰｰｰｰｰｰｰｰッ/
ﾄﾞｯｼｰﾝ
びっくりした！自分の作った落とし穴に落ちるなんて不覚…
喜「大丈夫？」
『大丈夫だけどなんか遠くでなんか聞こえなかった？？』
喜「ホントだねぇ」
『あれって乱太郎、きり丸、しんべヱと山賊！？それにあそこって落とし穴があるところじゃん！』
喜「止まれぇー！」
乱きし「え？？」
『後ろの人も危ないよぉー！』
山賊１「だっ誰だ！」
喜「ここぉ！」
乱「んえ？」
『下にもいるよぉ！』
乱きし「綾部先輩と花園先輩！」
山賊１「貴様等ぁ何者だぁ！」
乱「綾部先輩は穴掘り小僧と呼ばれるほど穴を掘るのが好きな先輩なんだ。」
し「花園先輩は女の人にも関わらず、用具委員会という力仕事のいる委員会にも属していて綾部先輩と一緒に穴を掘っているんです！(不運だけど)」
喜「僕のことはいいからそこから動かないでねぇ？危ないから。」
『そーそー!』
山賊１「動いたらどうなるって言うんだ！ガァーはぁはぁ〜！」
子分たち「お、親分！」
『言うのが遅くなったけど私みたいになるよ？この穴は浅かったからまだいいけど。ここの穴以外は皆深いよ？？』
乱「落とし穴？」
喜「『そー！私/僕達が掘ったんだぁ！練習用にねぇ〜』」
喜「その落とし穴がこの辺一帯にあるんだぁ。」
『落ちると痛いよぉ〜？私みたいに泥だらけになるよぉ？』
山賊１「なんてことしやがる！」
喜「あ〜っだめ！動かないで！教えてあげたんだからもう少し感謝して欲しいなぁ」
『そーだそーだ！』
山賊１「ありがとぉ〜ってその落とし穴をほったのはお前らだろぉ！」
喜「まぁそーだけど。」
山賊１「おいっお前らあんな小僧と小娘に関わらずにあの三人を捕らえろ！」
『あーっ！』
山賊１「なんだよぉ！ってうわぁ！」
ギリギリで入らなかったと。落とし穴に入るのも痛いけど楽しいのになぁ〜
喜「だぁから動いちゃだめって言ってるでしょぉ？