第７４話 その幹部、集合。 ページ27
「陛下、シャークん様、本日分の清掃が終了いたしましたので、本日は失礼いたします。なにかありましたら、お呼びください。きんとき様、申告無しにシャークん様のお部屋の清掃を行い、シャークん様を陛下のお部屋にお運びいたしました事を、謝罪いたします」
流れるように言って、それではと去って行った。こちらから何も言わせないと言わんばかりの雰囲気を纏って。
「陰影操作の魔法、体験したかったのに」
「出た、Nakamuの好奇心」
「知らない事を知りたいと思うのは俺の性格です！てか二人とも体験してんでしょ！！」
聞いただけじゃ物足りない。見ただけじゃ知らない部分も多い。体験したいのに！
「陛下、僭越ながら、ご自分の立場を再度認識していただけると」
「う、ぅ……わかりました」
きんときがたまにやる、立場を考えろと遠回しに釘を刺してくる言葉。我が儘はほどほどにしておけというストッパー役の言葉だ。
[今っていそがしい？]
「のわッ！？いつの間に入ってきた！？」
「ノックはしたぞ。Broooockが勝手に返事待たず入った？」
まさかのBroooockとスマイルが入って来た。なんで！？
「シャークん、マジでNakamuのとこ居たんだな」
「スマイルとBroooockも久し振り。Aさんから聞いた？」
[え、どういうこと？Aちゃんがどうしたの？]
これ以上話すときんときがブチ切れるしAさんに被害が出る。あんな有能メイドをクビにさせるなんてダメだ。しゃけに大まかに話して貰って、今日は俺の部屋に泊まるってだけ伝える。これ以上Aさんの仕事増やすなよ。
「あの変人、専属の件は断ったって使用人に言ってたけど、これ以上関わると本当に面倒になるぞ」
「その件は俺がティミスに言ってきた。仕事しない無能を置く慈悲は無いって」
[やっぱり専属にしようよ。手元に置かせてよ。]
「お前が一番ダメなんだよ」
第７５話 そのメイド、頑な。→←第７３話 その幹部、固まる。
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紅鴇ﾍﾞﾆﾄｷ@端末垢 - にゃーちゃんさん» 初コメありがとうございます！夢主ネロちゃんが刺さってくださって嬉しいです！もうすぐ続編に進みますが、完結までお付き合いくださいませ〜〜！ (11月30日 14時) (
レス) id: 15e99861f0 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！めためたに好き過ぎました…!!面白過ぎて、一気読みしてしまうくらいに好きです！夢主ちゃんがどストライク過ぎた…更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (11月29日 22時) (レス) @page44 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 紅鴇ﾍﾞﾆﾄｷ@端末垢さん» ええええっ？！この場をお借りして､読んで頂いてありがとうございます…！これからも更新お待ちしてます…！ (9月28日 23時) (レス) id: d88e598144 (このIDを非表示/違反報告)
紅鴇ﾍﾞﾆﾄｷ@端末垢 - Rayさん» コメントありがとうございます！ひょぇ、まさかの拝読してる作品の作者様がコメントくださるとは……!!!!有能だけどマイペースなネロちゃんをよろしくお願いします！ (9月28日 21時) (レス) id: 15e99861f0 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 有能メイドが好きなので何度も読み返してます。更新頑張って下さい…！ (9月28日 1時) (レス) id: d88e598144 (このIDを非表示/違反報告)
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