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大事な話 ページ8

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樹side






『はぁっ、はぁ…』


衣装のままステージ裏を走り回っている俺は、傍から見ればそこそこ変なやつだろう。
結構走ったけど、これだけ見つからないなら、もう楽屋に戻っているのかもしれない。

息を整えるためにふと足を止めた時、スタッフさんの行き交う合間から、比較的身長の小さい赤髪がちらりと見えたような気がした。

思わず逸らしかけた目線をそこに戻すけど、もうそいつは居なくて。
…ついに幻覚まで見えだしたか?

だけど、赤髪が見えた数メートル先には自販機が設置されていて、


…そしてその前のベンチに、やましょーさんが座っていた。



『…やましょーさん。』

山「?…なんだ、いっちゃんか。翔平なら、今そっち走ってかなかった?」


さっきのは幻覚じゃなかったのか。
楽屋を出てからめちゃくちゃ時間が経ってしまっていて、ここの通路も段々と人がまばらになってきた。

だからなんだか、


『いや、そうじゃなくて。…ちょっと話しませんか?』

山「…ええよ。」


何かを悟ったように頷いたやましょーさんは、よっと立ち上がった。


山「自販機の前におるのになんも持たないのは手持ち無沙汰でしょ。水でいい?」

『…はい。水大好きなんで。』

山「大好きなの?笑」

『はい。』

山「そう。」


ガコンと出てきた水を手渡すやましょーさんにお礼を言うと、彼と並んでベンチに腰を下ろした。

どうにか、意を決して口を開く。



『…あの、さっき…翔平と何話してたんですか、?』

山「ん?大事な話だよ。」

『…それ、俺が聞いちゃダメですか?』

山「聞きたい?」


いい話とは限らないし、聞いたら後悔するかもしれないことも分かってた。
だけどこれで、心の中のモヤモヤがひとつ晴れるなら。

そう思って、俺は首を縦にコクリと動かした。









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遠く→←水


作者の呟き

リンクちゃんと貼れてなかったごめね


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設定キーワード:THERAMPAGE , 藤原樹 , BL   
作品ジャンル:恋愛
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白湯(プロフ) - トマトさん» ありがとうございます。完結まで行きつけたのは読者の皆様のおかげです…!本当にありがとうございました。明日辺り、しょへさんのお話をあげる予定ですので、楽しみにしていてください♪ (12月15日 22時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
トマト(プロフ) - 完結まで書いていただきありがとうございます!途中切なすぎて、本当に泣きました…このお話大好きです!!!山彰さん北人さん海青さんしょへいつのその後も全部気になります…お時間ありましたら書いていただけると嬉しいです!! (12月15日 19時) (レス) id: 30ecbafb1c (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - さーきーさん» ありがとうございます。色々書きます!完結できたのも読者様のおかげです。本当にありがとうございました。もう少し、お付き合い下さい。 (12月13日 8時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - ゆあらむさん» ありがとうございます。楽しんでいただけて何よりです、!続編、前向きに検討させていただきますね。その時はまたよろしくお願いします。笑 (12月13日 8時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - Kerooさん» ありがとうございます!拙い文章にもお付き合いいただきありがとうございました!そう言って頂けると作者調子に乗ります…笑、お楽しみに♪ (12月13日 8時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白湯 | 作成日時:2020年10月18日 23時

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