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信じたくない ページ6

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翔平side






一通り感動する時間を終えて、みんなもぼちぼち着替え始める時間。

俺はと言うとひとり床に大の字でぶっ倒れて余韻に浸る時間だけれど。
みんないつもこんなことしてたら邪魔そーな顔するのに、今日は小さく笑うだけで何も言ってこない。

…ありがたい、笑


すると、俺らがわあわあ言ってる間ずっと、少し離れたところから見守っていた樹がこちらに近づいてきた。
目を瞑って、気付かないふり。


樹「何気づいてないフリしてんの。」


おでこを軽くペちっと叩かれた。


『ばれた。』

樹「…おつかれ。」

『なんだよ、さっきまでずっとなんにも言わなかったくせに。笑』

樹「なんだろうな。…まあ、きついことも言っちゃったし、どう思われてるかわかんなかったってのも本音。」

『ほんと何それ、まじらしくないね。』


俺らが喋り始めたら、雰囲気を察したのかそそくさとみんな楽屋を出ていった。
もうなんか、余計なお世話というかなんというか…笑

がばっと起き上がって、しゃがんでる樹と目線を合わせた。


『まじで、今回は、本当に、心から、ありがとうございました!!!』



頭を下げると、ふふっと苦笑する声が聞こえた。
そして、頭をぐっしゃぐしゃに撫でられた。



『おい、雑すぎ、ハゲるわ、』

樹「耳赤いの見えてっからね。」

『…ライブ後だからだし。』

樹「そう。」


…そりゃあ、頭を撫でられれば赤くなってしまうものもあるだろう。
それを全部見透したような樹は、ぐしゃぐしゃと俺の頭を撫で続ける。


『待っていい加減ハゲる。』

樹「ハゲれば?」

『それだけは出来ない。』

樹「残念。」


まるで告白の返事をうやむやにしている関係とは思えない会話。

やっぱりこの距離感が落ち着くというか。
これ以上求めてしまうとバチが当たりそうなくらい。

断っても受けても、この関係が壊れてしまうことに変わりはないのだろうか。

樹の事が好きである故に。
このままの距離感がいい、なんて、わがままなことくらいわかっているけど、2人にとってそれが一番最善だとさえ思えてきた。


撫でていた手がするりと色っぽく頬を伝って、驚いて顔をあげれば、愛おしいものを見るような目で伏し目がちにこちらを見つめる樹。

その仕草全部に、先程よりも一気に赤くなる顔と早くなる鼓動は…もう嘘じゃないと気づいてしまっただなんて、信じたくなかった。









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水→←ありがとう


作者の呟き

リンクちゃんと貼れてなかったごめね


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設定キーワード:THERAMPAGE , 藤原樹 , BL   
作品ジャンル:恋愛
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白湯(プロフ) - トマトさん» ありがとうございます。完結まで行きつけたのは読者の皆様のおかげです…!本当にありがとうございました。明日辺り、しょへさんのお話をあげる予定ですので、楽しみにしていてください♪ (12月15日 22時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
トマト(プロフ) - 完結まで書いていただきありがとうございます!途中切なすぎて、本当に泣きました…このお話大好きです!!!山彰さん北人さん海青さんしょへいつのその後も全部気になります…お時間ありましたら書いていただけると嬉しいです!! (12月15日 19時) (レス) id: 30ecbafb1c (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - さーきーさん» ありがとうございます。色々書きます!完結できたのも読者様のおかげです。本当にありがとうございました。もう少し、お付き合い下さい。 (12月13日 8時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - ゆあらむさん» ありがとうございます。楽しんでいただけて何よりです、!続編、前向きに検討させていただきますね。その時はまたよろしくお願いします。笑 (12月13日 8時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - Kerooさん» ありがとうございます!拙い文章にもお付き合いいただきありがとうございました!そう言って頂けると作者調子に乗ります…笑、お楽しみに♪ (12月13日 8時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白湯 | 作成日時:2020年10月18日 23時

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