ありがとう ページ5
・*:.。..。.:+・゚゚・*:.。..。.:+・゚
翔平side
歓声をいっぱいに浴びながら、俺たちはステージ袖にはけていった。
はける寸前に周りを見渡せば、もれなく全員と目が合って、もれなく全員アドレナリン全開の顔をしてて笑いそうになった。
スタッフさんにありがとうございましたと言いながら楽屋に入ると、もうどうしても堪えきれなくて、そしてそれをメンバーみんな察したようにこちらを見るから、
もう、
『…っしゃあああああああ!!!』
メンバー全員飛びついてきた。
北「よしよし、偉い偉い。」
陸「よく頑張ったね!」
思いっきり綺麗なフォームで飛んでやった。そりゃあもう、楽屋なのも気にせず叫んでしまうほどに。
ステージ上で飛べた瞬間のその歓声は多分、一生忘れることは無いだろう。
すぐに移動して隣にいた海青が満面の笑みでハイタッチを求めてきたから、俺も笑顔で手を上げれば、アドレナリン出すぎて本気でぶっ叩かれた。
まだヒリヒリしてる。
明日掌腫れそう。
陣「翔平〜、よお頑張ったなぁ〜、!」
『ちょ、陣さん、泣かないでくださいよ、笑』
陣「ごめんなぁ、もう、あかんわぁ…」
鬼のように泣く陣さんを何故か慰めたり。
田「はいはいーみんなー、出る時間は…ってあれ、感動してるとこ邪魔しちゃった?」
『っ、田口くんっ!』
田「うわっ、シャワーもしてねえのに抱きつくな!」
『田口くん、俺、飛べたよ!』
田「はは、そうだな。よく頑張ったよ。」
ふわふわと頭を撫でられた。
送迎なのになんでいるの。
時間伝えに来ただけじゃないのも知ってる。
言ったら怒られそうだから言わないけど。
柄にもないほど、本当に、この仲間たちで良かったと思えたから。
『…ありがとう、ございました。』
L「…変なとこ真面目だなぁ、笑」
健「健太のおかげだねえ。」
瑠「何言ってんの、健太何にもしてないじゃん。」
健「そんなことない!」
瑠「はいはい。…もう、やましょー!」
山「いや俺かい。はぁ…水くせえわばか。」
深々とみんなに頭を下げると、やましょーさんに強めにはたかれてしまった。
゚・*:.。..。.:+・゚゚・*:.。..。.:+・゚
作者の呟き
リンクちゃんと貼れてなかったごめね
366人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
堀愛咲 - 絶対続編書いて下さいね!!!特に山海!! (2021年3月21日 11時) (レス) id: c4d5da031d (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - トマトさん» ありがとうございます。完結まで行きつけたのは読者の皆様のおかげです…!本当にありがとうございました。明日辺り、しょへさんのお話をあげる予定ですので、楽しみにしていてください♪ (2020年12月15日 22時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
トマト(プロフ) - 完結まで書いていただきありがとうございます!途中切なすぎて、本当に泣きました…このお話大好きです!!!山彰さん北人さん海青さんしょへいつのその後も全部気になります…お時間ありましたら書いていただけると嬉しいです!! (2020年12月15日 19時) (レス) id: 30ecbafb1c (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - さーきーさん» ありがとうございます。色々書きます!完結できたのも読者様のおかげです。本当にありがとうございました。もう少し、お付き合い下さい。 (2020年12月13日 8時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - ゆあらむさん» ありがとうございます。楽しんでいただけて何よりです、!続編、前向きに検討させていただきますね。その時はまたよろしくお願いします。笑 (2020年12月13日 8時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:白湯 | 作成日時:2020年10月18日 23時