【第4話/沫原ウタ/いちごぱふぇ/命令】 ページ5
ウタside
ウタ「はぁっ!?どういうことですか!?あのチャラチャラした『学園マフィア』のメンバーを生徒会に入れるなんて!?」
ラント「確かに、最初は誰もがそう言うだろう。だが、名前を言えば納得すると思う。『百沢アヤメ』。彼女を入れたいと思っている。」
百沢アヤメ?・・・あぁ、容姿端麗、成績優秀、おまけに性格も完璧な、憧れの女子No.1の人か。それなら納得がいく。
ウタ「でも、そんなの学園マフィアが許す訳・・・」
ラント「これは『お願い』ではなく『命令』だ。沫原、霽月。二人で百沢アヤメを連れてきて欲しい。」
アリス「分かりました。」
ウタ「・・・分かりました。」
こうして、私達は、学園マフィアの居る『体育倉庫ソシアルクラブ』に向かった。
ウタ「霽月さん。よろしくね?」
アリス「はい。」
二人「・・・」
・・・気まずい・・・
ウタ「霽月さん、耳聞こえにくいんでしょ?どうして、私の話分かるの?」
アリス「・・・口の動き。」
ウタ「口の動き?」
アリス「私、耳が聞こえにくい変わりに、視覚が優れているんです。だから、口の動きで話している内容は分かります。」
ウタ「すっ凄いね・・・」
アリス「ありがとうございます。」
二人「・・・」
霽月さんあまり喋らないからなぁ・・・気まずい・・・早く着いてくれ・・・
アリス「着きましたね。」
ウタ「え?あっ本当だ・・・」
そこには、体育倉庫とは思えない、沢山の落書きがしてあった。流石スーパーエリート校。体育倉庫もデカイ・・・
ガチャ
中は、クラブみたいな感じになっていた。まあ、体育倉庫ソシアルクラブっていうもんね。
私は、近くに居た男子生徒に話し掛けた。
ウタ「百沢アヤメの居るところに案内してくれない?」
男子生徒「はぁ?って生徒会じゃん。まあ、生徒会でも案内するわけねーだろ。」
ウタ「これはお願いじゃない、命令よ。」
男子生徒「はぁ!?ふざけんじゃねぇ!」
男子生徒は私を蹴ろうとした。私はそれを避け、
ウタ「はっ!」
鳩尾にパンチをした。
男子生徒「グハッ・・・」
ウタ「さぁ、これではっきり分かったわね。私の方が強いって。さっさと百沢アヤメのところに案内してちょうだい。」
あんまり人に危害を入れたくなかったんだけどなぁ・・・まあ、今のは正当防衛だしいいでしょ。
ぱちぱちぱちぱち
何処からか拍手が聞こえた。
アヤメ「見事なパンチでしたね。生徒会の沫原ウタさん。」
アヤメ「私に何の用でしょうか?」
【5話/百沢 アヤメ/愛愛/生徒会】→←【3話/百沢 アヤメ/愛愛/新学期】
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雪島凛音(プロフ) - 更新しました。 (2021年1月16日 19時) (レス) id: 3d1eaa8be5 (このIDを非表示/違反報告)
雪島凛音(プロフ) - 更新します。 (2021年1月16日 19時) (レス) id: 3d1eaa8be5 (このIDを非表示/違反報告)
RST@色々すきな人(プロフ) - 更新しました (2021年1月16日 19時) (レス) id: 7c82780f61 (このIDを非表示/違反報告)
RST@色々すきな人(プロフ) - 更新します (2021年1月16日 18時) (レス) id: 7c82780f61 (このIDを非表示/違反報告)
神楽坂瀬那 - 更新しました (2021年1月16日 18時) (レス) id: 29b962714d (このIDを非表示/違反報告)
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