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翔北に戻り、悠斗くんはＩＣＵへと運ばれた。藍沢先生と白石先生が救った命。絶対に助かるはず。そう思いながら悠斗くんの手に触れた。ふと入口に目をやると、一人の男性がこちらを見ながら立っていた。
「藍沢先生、あの人」
「どうされました？」
「橋爪悠斗の父です。祭りの…事故の…」
こちらです。と悠斗くんのお父さんを案内する。今にも泣きそうなお父さんの表情を見るとこっちまで苦しくなってしまう。
「悠斗は？」
「肋骨が折れ、肺に出血があります。頭蓋骨の中に血の塊があり危険な状態だったので、手術で取り除きました」
「そうですか」
悠斗くん、お父さんが来てくれたよ。そう声をかける。たくさんの管がつながれて、包帯だらけの悠斗くんを見てお父さんは呆然としている。当然だ。子供のこんな姿を見るのは辛いに決まってる。だけど悠斗くんは生きている。懸命に生きようとしている。一緒にいてやれなくてごめんと何度も謝るお父さんの目には涙が溢れていた。
どうぞ、と椅子を勧めれば、ここにいてもいいんですかとお父さんが顔を上げた。
「もちろんです。目が覚めた時一人じゃ不安だと思います。いてあげてください」
藍沢先生にあとをまかせてＩＣＵを出た。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2019年9月10日 10時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - この後の展開が少し気になるので更新頑張ってください！！！ (2017年9月12日 11時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなこ | 作成日時：2017年9月4日 13時
