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「何を躊躇してる。肋間の上で思い切って開け。何度もやれば出血が増えるだけだ」
「はい」
白石先生と耕作がフェローに胸腔ドレーンの教育をしている。遠目で見る限り、横峯先生かなり焦ってる。そして直接言われてるわけでもない灰谷先生までなぜかおどおどしている。そしてそこにさらに耕作が追い打ちをかけた。
「早くしろ」
「ちょっと」
「あっ」
「お見事。皮下組織に命中だ」
またあんな言い方して。白石先生に怒られても知らないぞなんて思いながら見ていたら、A先生と声をかけられた。
「向こう揉めてますね」
「大丈夫かなぁ横峯先生」
「大丈夫ですよ。あいつハート強いんで」
「名取先生はなんか余裕そうだね？ちゃんとできるの胸腔ドレーン」
「余裕だなんてそんな。じゃあ俺には、A先生が教えてくださいよ。そしたらできると思います」
「いいけど、私も厳しいかもよ？」
「藤川先生がA先生は優しいからなんでも聞けって言ってましたよ」
「わかった。じゃあ今度一緒にやろっか」
「お願いします」
ところで君はいつから私を下の名前で呼ぶようになったんだい？と聞こうとしたその瞬間、今日ヘリで運ばれてきた宮本望海さんのお父さんの怒鳴り声が病室中に響いた。
「名取先生、緋山先生の方行ってくれる？私は横峯先生の方行ってくるから」
「了解です」
怒鳴り声は嫌いだ。まかせてごめんね名取先生。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2019年9月10日 10時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - この後の展開が少し気になるので更新頑張ってください！！！ (2017年9月12日 11時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなこ | 作成日時：2017年9月4日 13時
