【紺青の拳】探偵と怪盗の正体を知っている女子高生Anotherストーリー

■ ページ19

Aside
現地時間12:00


A｢そろそろ、お腹空いてきたね｣
快｢だな、どこで食べるんだ？｣
A｢前に園子ちゃん達が巻き込まれた場所って言えば分かる？｣
快｢あ〜っと確か屋台村(ホーカー)だっけか？｣


酷すぎる説明だが、事件を知っている快斗にはこの説明が1番早い。


A「そう、そこ！園子ちゃん曰く、チキンライスがすごく美味しいとか」
快「園子お嬢様が言ってるなら確実だな」
A「どうする？これで園子ちゃん・京極さんカップルがいたら」
快「そういや、行先丸かぶりしてるんだっけか」


「うへー」と苦笑いする快斗


A「まぁ園子ちゃんはいいとして、京極さんは勘が鋭いからね…」
快「それフラグじゃね？」


だよね、私も思った。


快「…な、なぁアレって」
A「あ〜うん。フラグ回収したね」


私達の目に映ったのは、お互いにあ〜んをして食べている幸せそうなラブラブカップル。
＿＿＿園子ちゃん・京極さんカップル。


A「京極さん、園子ちゃんのノリというかなんていうか…やっと慣れてきたのね。前までは水着って聞いただけで顔を赤くしてたのに」
快「恋愛慣れしてなさそうだったもんな〜。かなり進歩したんじゃね？」

快「んで、どうする？」
A「う〜ん、どうしよ…」
園「あれ？Aじゃない！！おーい！」


立ち上がって大きく手を振る園子ちゃん


A「あ、バレた」
快「諦めろってか…」
A「神に見放されたわ」

■□→←□□□□

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す