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転びそうになり反射的に目を瞑るも氷の冷たい感覚がない。
恐る恐る目を開けると
快「A!大丈夫か?」
目の前に快斗がいた。
A「あ、大丈夫だよ!」
これは…さっきと比べ物にならないくらい恥ずかしい…
だって…ねぇ?
正面から抱きしめられるような形になってるんだよ!?
恥ずかしすぎるわ!嬉しいけど!
快「ほんっと危なっかしいな…ほら」
A「えっ、と…?」
快「手、繋いでおけば転ばなくて済むだろ」
A「…!そうだね!」ギュッ
手を握ると予想してなかったのか、快斗の肩がビクってなった。
そんなに驚かなくても…
A「エスコートお願いね?」
快「もちろんですよお姫様?」
A「ホントこういう時はキザなんだから…」
こんな言葉をサラっと言うのは快斗ぐらいだろう
快「そんなオレを好きになったのはどこの誰だろうな(笑)」
A「はいはい、私ですよ〜」
その頃蘭・新一カップルは___
新一side
蘭「ねぇ新一。あの観覧車に乗らない?」
新「アレって…」
確か、海賊がロケットランチャーをぶっぱなしてた所だったよな…
蘭が指さしたのは、42階建てのビルに匹敵する市内を一望出来る観覧車『シンガポール・フライヤー』
数ヶ月前に危うくここにいた海賊に怪盗キッドを巻き込んで死にそうになった場所。
蘭「頂上からの景色が綺麗なんだって〜」
新「へ〜なら今じゃなくてもいいんじゃねーか?」
蘭「なんで?」
新「前にAがマリーナベイ・サンズからの夜景を送ってきたんだけどさ、それがめちゃくちゃ綺麗でよ。折角だからその時間に一緒に見ねぇか?」
自分で言っといてアレだが…結構恥ずかしいな
蘭「それって……2人で?」
新「そ、そうだよ」
蘭「そ、そっか…フフッ」
蘭は頬を赤らめると笑った
新「え、オレなんか変なこと言ったか?」
蘭「ううん。なんかやっとカレカノっぽいことしてるな〜って思って。
いつも事件が!って言って来てくれなかったから…」
新「わ、わりぃな…」
いつも側にいるのにな…
蘭「Aと黒羽くんも楽しんでるかな?」
新「楽しんでるんじゃね?そういや、あの2人もオレ達と同じ幼馴染カップルらしいな」
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如月葵(プロフ) - ノウサギさん» この回の快斗はスケートを練習した体でお願いします(笑)追記しておくの思い切り忘れていました(汗) (2020年8月27日 16時) (レス) id: 17e57a0435 (このIDを非表示/違反報告)
kuro(プロフ) - この先の展開がとても気になります!更新頑張ってください! (2020年8月20日 0時) (レス) id: f9572c4e12 (このIDを非表示/違反報告)
ノウサギ(プロフ) - あれ。、?快斗ってスケート下手じゃなかった?? (2020年4月23日 18時) (レス) id: bef47adccf (このIDを非表示/違反報告)
さら - もし良かったらキッド見たいに個人の作品でリシさん書いて欲しいです!! (2020年4月22日 22時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ありがとうございます!! リシさんと出会いからのお話書いて欲しいです!! (2020年4月22日 18時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:如月葵 | 作成日時:2019年6月23日 22時