【紺青の拳】探偵と怪盗の正体を知っている女子高生３（完）

第131話 ページ43

ホテルに戻ったA達は、各々の部屋で荷造りをしていた。


Aside＿＿＿

ｺﾝｺﾝ


快｢ほーい、Aか？｣
A｢そうだよ〜開けて｣


先程言われた通り快斗の部屋を訪れた。


ｶﾞﾁｬ


A｢明日の準備は終わった？｣
快｢終わったよ。救急箱を用意してある｣
新｢なんで救急箱？｣
A｢うわぁ！え、あ、新一いたの！？｣


新一がいるとは思ってなかったので物凄く驚いてしまった。


新｢お化けでも見たような顔すんなよな｣
A｢ゴメンね｣
快｢はいはい、名探偵はちょっとあっちに行けよ〜｣
新｢は？なんでだよ｣
快｢Aの手当、肩の手当をするからだよ｣
新｢あーはいはい｣


新一は大人しくどっかに行った。
椅子に座り、怪我した場所を見せる。

因みに今着ている服はオープンショルダーなので紐の部分を下ろしている。


快｢…やべぇ(ﾎﾞｿｯ｣
A｢なんか言った？｣
快｢え、あ、いや、何も言ってねぇよ｣
A｢あ、そう？｣


何故か顔を赤くしている快斗…
どうしたんだろう？


A｢い、痛い…｣
快｢あ、悪い｣

.

.

.

快｢終わったぞ｣
A｢ありがとう。…ねぇ今日こっちの部屋で寝てもいい？｣
快｢いいぞ〜。あ、名探偵！終わったからこっち来ていいぞ〜｣
新｢お前今完全に存在忘れてただろ｣


ジトーっと睨めつけられたが、小学生の姿なので全く怖くない。


A｢新一は今日もここで寝るの？｣
新｢そのつもりだよ…｣
快｢なんでそんなに嫌そうにすんだよ｣
新｢お前イビキすげぇから、寝れねぇんだよ｣


あぁなるほどね…(汗)


新｢そういえば、Aとキッドは1日目の夜一緒に寝てたよな？あんな至近距離でよく寝れたな。うるさくねぇのか？｣


まぁ初見でアレはキツいか(笑)


快｢うるせぇってなんだうるせぇって！｣
A｢別にうるさいって感じないよ？小さい頃からよく一緒に寝てたからね〜慣れかな？｣
新｢慣れってすげぇな｣


それな

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