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第123話 ページ34

キッドが展望デッキを通過し、スカイパークに沿う。


コ「キッド!オレを船首の方へ!」
快「わかってるよ」


ハングライダーを一回転させ、スカイパークのプールへと向かった。


___


蘭と小五郎は、ジャグジー側のデッキチェアが並ぶ通路の端に追い詰められていた。
小五郎が蘭の前に立ち、巨漢達と対峙している。


巨「《もう逃げ場はねぇぞ》」
小「蘭、下がっていろ」


前に出ようとする蘭を小五郎はが手で制する。
すると


「蘭ーーーー!」


どこからか名前を叫ぶ声がした。


蘭「(え……)」


蘭が驚いているとき、コナンはハングライダーから飛び降りて、蘭達から遠い位置にあるデッキチェアに着地した。

そして、通路の端までずらりと並べられたデッキチェアを次々と押しやりながら、海賊達の方へと進んでいく。


コ「いっけえぇぇぇ!!!」


押しやられて重なったデッキチェアが次々と跳ね上がって、海賊達の頭上に落ちる。
巨漢の頭上をデッキチェアが掠めたかと思うと


蘭「たああああ!」


飛びかかってきた蘭の強烈な左拳が、巨漢の顔面に叩き込まれた。


小「どうなってんだ、こりゃ」


小五郎は海賊達の上に積み重なってるデッキチェアを見て首を傾げた。


蘭「新一の声が…」


自分の名前を呼ぶ新一の声が聞こえたような気がして、周囲を見回した。
すると、積み重なったデッキチェアの向こうから、アーサー(コナン)がひょこっと顔を出した。


コ「お姉さん、大丈夫?」
蘭「アーサーくん!?どうしてここに?」
コ「お、お姉さんが心配で…」
蘭「ありがとう」


蘭はニコリと微笑むと、再び辺りを見回した。


蘭「もぉ、アイツはどこにいんのよ!」
コ「(無事でよかったぜ…)」


もう!と怒る蘭をみてホッと胸をなでおろした

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美紀 - コナン大好きです最高ですコナンと新一大好きですこの映画大好きですこの映画の主題歌を大好きな三代目の臣君が歌ってたので3回も見ました (2019年7月8日 14時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
如月葵(プロフ) - アニメLOVEさん» リクエストありがとうございます!早速お話を考えてるAnotherストーリーの方に載せます! (2019年6月24日 18時) (レス) id: f641bd2ac0 (このIDを非表示/違反報告)
アニメLOVE - リクエストで釈放されたリシくんと再開させてください!続編楽しみにしています! (2019年6月23日 23時) (レス) id: 539a424d8d (このIDを非表示/違反報告)
くろば - めちゃくちゃ面白かったです!!続編も期待してます!!\(^o^)/ (2019年6月23日 22時) (レス) id: e8f20f4464 (このIDを非表示/違反報告)
如月葵(プロフ) - ゆうみんさん» ラブラブですよね〜羨ましい← 新一は幼児化のせいでなかなか蘭と新一として一緒にいられないですからね〜快斗・夢主カップルに少〜し嫉妬してるかもしれませんね(笑) (2019年6月23日 22時) (レス) id: f641bd2ac0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:如月葵 | 作成日時:2019年6月17日 5時

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