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第114話 ページ25

マリーナベイ・サンズの一階ロビーには、外で銃撃をしていた海賊達が集結していた。
ユージーンから無線の連絡が入る。


ユ『《標的はスイートにいる。逃がさないように下から行け》』
海「《了解》」
ユ『《表の様子は?》』
海「《ちょっと派手にやり過ぎた。ホテルの周りは火の海だぜ》」
ユ『《フッ 警察のヤツらをまくにはかえって好都合さ》』



Aside___

A「何これ…」


部屋の窓からシンガポールが火の海になっていく。
護衛の警察の人の到着を待っていると、突然ドアの方から物凄い音がした。


園「えっ!?」
A「え、ちょっ何かあったの!?」


驚いてドアを見るとバァァァァァン!と音を立て、ドアが倒れた。


A「え、京極さん!?器物破損…って違う!え、えぇ!?」
園「ちょ、ちょっと、真さん!?」
京「失礼します」


京極さんは園子ちゃんに歩み寄ると、問答無用で園子ちゃんを抱き上げた。


京「エレベーターが全て止まってしまいました」
園「え!?」
A「いつの間に…」
京「ここを出ましょう」


園子ちゃんを抱き上げた京極さんはそのまま走って部屋を出た。
私も二人の後を走って追った。

エレベーターホールの前を通り過ぎようとしたとき到着したエレベーターから海賊達が出てきた。


海「《いたぞ!追え!!》」


追いかけてくる海賊の一人が、いきなり発砲した。

走ったら急には止まれない
弾の軌道に入ってしまい肩を掠めていった


A「い"っ!」


銃ってこんなにも痛いのか、急激に熱を帯びる傷口を押さえながら走った。
止まれば殺されるかもしれない


園「きゃあああ!」


園子ちゃんを抱き抱えた京極さんは素早く廊下の窪みに隠れ、それに続くように隠れる。
小さな鏡を出して廊下の様子を見ると、バンという銃声とともに持っていた鏡が砕け散った


A「っ!」


小さな手鏡を確実に撃ち抜く海賊は相当な手練であることを実感させられる。


海「《撃つな!女に当たる!》」


海賊達は銃を仕舞いナイフを取り出した。


園「ま、真さん…これ、どういうこと…。待って、A!撃たれたの!?」
A「掠っただけで全然痛くないから大丈夫だよ!それより今は、海賊達をなんとかしないと!」

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美紀 - コナン大好きです最高ですコナンと新一大好きですこの映画大好きですこの映画の主題歌を大好きな三代目の臣君が歌ってたので3回も見ました (2019年7月8日 14時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
如月葵(プロフ) - アニメLOVEさん» リクエストありがとうございます!早速お話を考えてるAnotherストーリーの方に載せます! (2019年6月24日 18時) (レス) id: f641bd2ac0 (このIDを非表示/違反報告)
アニメLOVE - リクエストで釈放されたリシくんと再開させてください!続編楽しみにしています! (2019年6月23日 23時) (レス) id: 539a424d8d (このIDを非表示/違反報告)
くろば - めちゃくちゃ面白かったです!!続編も期待してます!!\(^o^)/ (2019年6月23日 22時) (レス) id: e8f20f4464 (このIDを非表示/違反報告)
如月葵(プロフ) - ゆうみんさん» ラブラブですよね〜羨ましい← 新一は幼児化のせいでなかなか蘭と新一として一緒にいられないですからね〜快斗・夢主カップルに少〜し嫉妬してるかもしれませんね(笑) (2019年6月23日 22時) (レス) id: f641bd2ac0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:如月葵 | 作成日時:2019年6月17日 5時

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