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第78話 ページ33

No side


園子が運び込まれた病院の待合室は、夜になると人気がなくなり、コナン達だけが残っていた。
待合室の奥には“清掃員”がモップをかけており、ベンチには一人腰掛けた京極が膝に肘をついて項垂れている。

医師に話を聞きに行ってた蘭が戻ってきた。


小「怪我の状態はどうだって?」
蘭「命に別状はないって。今は眠ってるから今夜は入院して、明日検査をするそうよ…ホントよかった…」


ホッと胸を撫で下ろす蘭。


蘭「A遅いな…」
コ「あ、来たよ!」
A「蘭ちゃん!!園子ちゃんは?大丈夫なの?」
蘭「うん、命に別状ないって」
A「そっか…はぁホントよかった」


『命に別状ない』と聞いたAは蘭と同様に胸を撫で下ろした。


A「にしても轢き逃げだなんて許せない」
京「自分のせいです。自分のせいで園子さんが…」


突然、ベンチに項垂れていた京極が呟いた。
酷い落ち込みように、かける言葉が見つからない一同。

するとそこに、リシが駆け込んできた。


リ「お待たせしました。遅くなりすみません」
小「おお、ご苦労さん。捜査の状況は?」
リ「現場は人通りが少ない裏道で、目撃者もなく…いえ、正確には人はいたのですが、パトカーを奪われる際に不意を突かれ気絶させられていました」


コナンとAは報告を聞きながら考え込んでいると


リ「京極さん。園子さんが被害に遭う直前まで、一緒にいたんですよね?」
京「はい。食事をしていると男達が襲ってきて…それで、あの3人は今どこに?」


京極が尋ねると面目なさげに頭を下げた。


リ「それが…我々が駆けつけた時には姿がありませんでした」
京「そうですか…」
A「あの、どうして2人が襲われたんでしょうか…他にも沢山のお客さんで溢れていたんですよね?」
京「それが分からないんです。いきなり言いがかりをつけてきて…」
A「じゃあ無差別に襲ったってこと?」
コ「でもさぁ、なんで園子姉ちゃんは京極さんから離れちゃったんだろ?一緒にいれば安全なのに」


コナンの言葉が京極の胸に突き刺さった。


A「何かを見たんじゃない?襲われている状況で頼れるなにか」
コ「じゃあパトカーかな?権力を持った警察の方が助けを求めた時に確実に助かるから」
京「なるほど…」
A「(これで少しでも気分が楽になったらいいけど…)」

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美紀 - コナン大好きです最高ですコナンと新一大好きですこの映画大好きですこの映画の主題歌を大好きな三代目の臣君が歌ってたので3回も見ました (2019年7月8日 13時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
如月葵(プロフ) - ゆるグラさん» 『嬉しい』という言葉が聞けて絶賛感動中です!(´;ω;`)ありがとうございます!更新できる話数が日によって違いますが、楽しく読んでいただけるように無い文才を精一杯振り絞って頑張ります!(笑) (2019年6月14日 23時) (レス) id: f641bd2ac0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるグラ(プロフ) - 毎日更新お疲れ様です(^^)いつも楽しみに拝見してます、この映画見て夢小説見たいなって思ってたので凄い嬉しいです! (2019年6月14日 20時) (レス) id: d14736e980 (このIDを非表示/違反報告)
如月葵(プロフ) - るるおさん» ありがとうございます!更新頑張ります!これから作る劇場版名探偵コナンの作品も見てくれたらな〜なんて(笑) (2019年6月12日 21時) (レス) id: 8f2c85a437 (このIDを非表示/違反報告)
るるお - めちゃ私の好みです!毎日楽しみにしてます! (2019年6月12日 17時) (レス) id: 595ef07877 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:如月葵 | 作成日時:2019年6月9日 23時

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