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第22話 ページ23

コナンside


A/キ「それは止めたほうがいいんじゃない?/いい」


2人の言葉にオレは立ち止まった。
やれやれとスーツケースを押して歩いてくるキッドに少しムカついた。


A「少し冷静になりなよ」
キ「お前が入国できたのは、このスーツケースのおかげなんだぜ。

手荷物検査のX線も通さない特別仕様。そして中には12時間はもつ酸素発生器と長時間入っても痛くならない極上のクッションが詰め込まれた優れもの。

この意味がわかるかな、名 探 偵 ?」

A「ようは、キッドの手助けがないとパスポートが無い新一は、日本に帰れないってこと」
コ「クッ…」


2人の言うとおりだから何も言い返せねぇ…


蘭「いた!新一!」
園「Aもいるじゃない!」


背後から声がして、オレはビクッと肩を跳ね上げた。
咄嗟に逃げようとしたが蘭と園子はもう既にすぐそばまで来ていた。


蘭「もう、すぐどっかにいなくなっちゃうんだから…」


とオレの後ろで立ち止まった。


蘭「…え?」
園「ガ、ガキんちょじゃない!どうしてここにいんの!?」


やべぇ取り敢えず距離取らねぇと


園「あ、逃げた!」
蘭「コナンくん?」


園子に顔を覗き込まれたオレは咄嗟にキッドの元へ走りスーツケースの後ろに隠れた。


A「ビックリだよね〜私もコナンくんだと思ったらさ!」
キ「コイツ。ここの子供らしいぜ」
蘭「えぇ!?」
園「えぇ!?そうなの?それにしてもよく似てるわねぇ」
コ「(オメーら、あっさり騙されすぎだろ)」


蘭と園子の将来が心配になり心の中で突っ込んでいると


蘭「ボク、お名前は?って日本語わかる?」


いつの間にか後ろにいた蘭がオレの両肩を掴んでクルリと振り向かせる。


蘭「この子…」
コ「え、えっと……アーサー!僕の名前はアーサー・ヒライだ!」
蘭「アーサー・ヒライ?」
コ「僕のお母さんが日本人で…それで」
園「私は鈴木園子」
蘭「私は毛利蘭」


お互いに自己紹介をすると蘭がオレを持ち上げ


蘭「それと向こうにいるのが、お父さんの毛利小五郎。よろしくね」
コ「う、うん。よろしく(汗)」


スーツケースの上に乗せられたオレは苦笑いした。
するとスマホを手にした園子が


園「ごめん皆!ちょっと行ってくるね」


とその場を離れた。
マーライオン像に向かって走っていく園子の姿を見送っていると

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ベルモット - キャラクターのセリフや夢主人公と怪盗キット関係性も好みでした。紺青の拳映画館で見た時は、作画が綺麗で嬉しかったですね。園子とまことさんの恋愛とかも。 (2019年7月20日 17時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 読みました。公式小説をお読みになっている方ですか?文章が細かく、説明文も分かりやすかったです。 (2019年7月20日 17時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - コナン大好きです最高ですコナンと新一大好きですこの映画大好きです (2019年7月8日 12時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:如月葵 | 作成日時:2019年6月2日 11時

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