買ってやる！！ ページ46
A「失礼します！！」
ゴンッ！と鳴り響かせながら入った。
ギ「よ、よく来たねミス・カロリング？さぁ、そこの椅子に座りたまえ」
A「では、遠慮なく！」
ドスっと荒々しく座り足を組んでテーブルの上で肘をついて聞く。
ギ「私の前ではそんなに照れなくても大丈夫ですよ。皆は今はいませんからね」
はい？
ギ「私は分かってますから！その素っ気ない態度も全て愛の裏返しですってことを！！」
開いた口が塞がらない。
はいいぃ？？！
ギ「ですが私はかの有名なギルデロイ・ロックハート！気を持たせる様な事をしてごめんなさい」
なんだ？なんで私がフられてるの？！
ギ「折角ここまで来てくれたのですから、少しだけ手伝ってもらいましょうか？」
そう言ってペンと封筒をそれこそ文字通り山の様に持ってきた。
ギ「これに私の名前と住所を書いて頂けませんか？」
え、待って？
理解出来ないわよ？
え？何このチャラ男？
渡されたペンを握らされ混乱する私に仕事を押し付ける。
A「嫌ですけ…」
ギ「ありがとうございます！貴方ならやってくれると思ってましたよ！」
え？嫌って言ってるんですけど？
怒るタイミングが分からなくて怒るにも怒れない。
顔を近づけ私の嫌いな浮ついた笑顔で話しかけられた。
ギ「ミス・カロリングはこの学校で人気でしょうが私に憧れる気持ちも分かりますけど」
我慢よA！うちはともあろう者がこの様な砂利相手に本気に…
ギ「授業はしっかり受けてくださいね？目立ちたいという欲望を私という存在で満たされなくなりつつありますが…」
プツンっという音が聞こえた。
A「てめぇ…舐めた真似してんじゃねぇよ！寧ろ目立ちたくないわよ！このウスラトンカチが！」
懐からクナイで服を押さえる様に投げた。
A「それに陰陽師の私に悪霊を出すとはいい度胸ね？」
なってもいいと思うの。
A「うちはを馬鹿にするな！！」
握りしめるチャクラ刀がゴウゴウと言わせる業火を纏う。
ギ「ひぃぃ…！！」
目にチャクラを貯め紅く紅く染まる瞳を向ける。
A「私は月読が使えないことを喜ぶんだな。これからお前には苦痛を12時間味わうだろう」
目と目がぶつかりあいつは悲鳴をあげて倒れた。
ふんっ！ざまぁみろ馬鹿！！
マダ『…やり過ぎだぞ…素人相手にここまでするな』
そんなマダラ様のお小言を聞きながら私はチャラ男の部屋から出た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
どさんこです(プロフ) - 賢者の石と秘密の部屋が混ざってるストーリーなんですね！なんかこういうの斬新で面白い (2017年10月15日 1時) (
レス) id: df8b839501 (このIDを非表示/違反報告)
乙女☆スピカ(プロフ) - 白悪夢比売の命さん» あわわ…大変ですね…どうか風邪を引かぬよう暖かい格好をして気をつけてお過ごしください (2016年3月16日 21時) (レス) id: 3800ffa48e (このIDを非表示/違反報告)
白悪夢比売の命 - 私もすぐうつるんだよね。 (2016年3月16日 5時) (レス) id: 04a45b7551 (このIDを非表示/違反報告)
乙女☆スピカ(プロフ) - 白悪夢比売の命さん» 気温の変化も激しく体調を崩しやすい季節です。どうか体調管理にお気をつけくださいね。因みに夢主は体はあまり強くないのでその様なことされるとすぐうつってしまいそうですね… (2016年3月15日 22時) (レス) id: 3800ffa48e (このIDを非表示/違反報告)
白悪夢比売の命 - 夢主よ…風邪をうつしてやろう…… (2016年3月14日 22時) (レス) id: 04a45b7551 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：乙女☆スピカ | 作成日時：2016年2月3日 21時
