入って駄弁って、 ページ10
「…」
やっぱり…もう原作は始まっていたの
声をかけたい衝動に駆られたが、よくよく考えればもうルキアさんと接触しただけでアウトだ
「…家には顔を出すだけにしよう」
その方があまり関わらない。本当は力になりたいんだけどね…
…ごめんなさい
ピロリン♪
家の前に来ると、自分の携帯が軽快に鳴る…メールか
誰からだろうと思って携帯を覗くと…
《父から
後ろ後ろ！(ﾆﾔﾆﾔ)》
文はそれだけだった
「はっ？」
態々ニヤニヤってつけるか普通…と思って後ろを見ると
父「Aーっ！…って痛っ！？」
親バカな自分の父がこっちに飛び込んできたのでちょっと顔面に拳をめり込ませた
…残念だったね、今日はもう絶対に驚かないよ
「…何してんの」
父「いてて…容赦無いな…実の親を殴るなんて酷いっ！」
「ごめん、つい」
父「つい！？ついでやったのか！？」
「うん」
父「ちょっとは否定してくれよ〜…」
なんて玄関前で漫才をしていると、突然ドアが開いた
中からは黒髪でボーイッシュな自分の妹が、イライラしながら出てきた。…夏梨だ
夏「親父、うるさい」
父「シクシク…お前までそんな事言うのかよ…
お父さんそんな子に育てた覚えありませんっ！」
「…すぐに騒ぐし、精神年齢は夏梨たちの方が上なんじゃ…」
夏「あ、姉貴いたんだ」
「その言い方は少し傷付く」
夏「…傷ついたようには見えないけど」
父「まあそれはともかくだ
中入るか？」
「…少しだけ」
父さん復活早っ…！
…というか毎回思うんだけど何で一護は一兄呼びで、私は姉貴呼びなのさ…
地味に気にしてるんだよ、それ…
父「ただいま〜」
「…ただいま」
遊「お帰り〜！
あ、お姉ちゃんもいるんだ！」
「久しぶり、遊子。一護は？」
遊「部屋にいるはずだよ〜」
「…そう」
父「あ、A、今日の夕飯ここで食べるか？」
「…別にいい」
父「まあまあ、そう言わずに…たまにしか無いんだし良いだろ？」
「…少しだけなら」
父「やった！じゃあ悪いが遊子、少し多めに作ってくれないか？」
遊「分かったー」
…お父さん、子供の前だと本当に幼稚になるね…
まぁ、私みたいにあまり喋らないのと比べるとお父さんみたいな性格がいいけど
あれだよあれ、やれば出来るけど普段はやらない人…みたいな？
「…一護に顔出してくる」
まぁお父さんについてはこれくらいにしといて、そろそろ弟にも挨拶くらいしてこ
…別に原作が始まっても、顔合わせくらい…いいよね？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 107人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彩(プロフ) - 苺デラックスさん» コメントありがとうございます。まさかこのような計画性のない作品が面白いと言われる日が来るとは…最近体育祭の練習で筋肉痛続きですが、頑張って続編を書かせていただきます(笑) (2018年5月18日 17時) (
レス) id: c0a6d25766 (このIDを非表示/違反報告)
苺デラックス - コメント失礼します！！このお話面白くってファンになりました！続編楽しみにしてます！ (2018年5月15日 0時) (レス) id: ca55176d45 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彩 | 作成日時：2018年3月23日 17時
