練習して練習して、 ページ48
影「よし、ほんじゃ刃禅して、ついでに刀の名前聞き出してみろ」
「え、急激に難易度が上がったんですが」
お昼過ぎ、また影村さんの所へ来てた。他にやる事が無かったから。…暇人なんて言わないで
影「多分お前なら出来んだろ。１日で死神になれたんだし」
「だからって限度というものがあってですね…それに、死神の姿にも慣れてないので暫くは勘弁してくださいよ」
影「…それもそうだな。ほんじゃ、鬼道の練習にするか」
「えぇ…まぁ別に良いですけど…」
というわけでまた鬼道の練習をすることになった私
いやまぁ、斬魄刀の名前を聞き出せってどう考えても松竹梅の難易度で表すなら確実に裏鬼と言えるようなハードな事は無理だけどさ。…例えが太鼓の達人みたい？気にしないで
影「ほんじゃ…まぁ二十番台の詠唱破棄、やってみるか？」
「…まぁやってみます」
ピピピピッ！ピピピピッ！
「…影村さん、携帯鳴ってますよ」
影「あー…虚が来たみたいだ…ほんじゃ一人で練習してろ。俺は退治していくから」
「はーい」
すると影村さんは一瞬で姿を消した。…瞬歩だっけな。速い…
「…いつか私にも出来るかな」
いや、多分出来るよね。折角死神になったんだし、影村さんに教えてもらおう
影「ただいま」
「早いですね！？」
少しぼうっとしてたらすぐ帰ってきた。…はや…
影「雑魚だったからな。出会い頭に叩っ斬った」
「容赦無いですね…あ、影村さん、瞬歩教えてくれませんか？」
影「別に良いが…お前、瞬歩なんて言葉どこで覚えたんだ？」
「えっと…し、知り合いがそういうの知ってて…」
影「その知り合いって死神か？」
「…いいえ…」
影「ふ〜ん…まぁお前が言いたくないなら良いけどよ」
…影村さんが深追いしないタイプで良かった。なんか知らないけど知ってたなんて言ったら流石に気味が悪いし。私自身もこの記憶についてはよく分からない。でもいずれは分かると思う。…なんの根拠もない私の勘だけど
影「しっかし瞬歩かぁ…まあ良いぞ。ほんじゃまず霊子の足場を作ってみろ」
「ちょっと何言ってるか分かんないです」
影「…まずそこからかよ…
じゃあ、なんかそこに足場があるイメージをしろ。そしたらそこに霊力込めてみろ」
「…えっと、こうですかね」
出来上がったのはすごく歪な形の足場。…よく分からないけどこれで合ってるのかな…
影「う〜ん…お前はまず足場の作り方からだな」
「ですよねー…」
やはりダメらしい。…練習しよ…
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彩(プロフ) - 苺デラックスさん» コメントありがとうございます。まさかこのような計画性のない作品が面白いと言われる日が来るとは…最近体育祭の練習で筋肉痛続きですが、頑張って続編を書かせていただきます(笑) (2018年5月18日 17時) (
レス) id: c0a6d25766 (このIDを非表示/違反報告)
苺デラックス - コメント失礼します！！このお話面白くってファンになりました！続編楽しみにしてます！ (2018年5月15日 0時) (レス) id: ca55176d45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩 | 作成日時：2018年3月23日 17時
