目覚めて死神になって、 ページ46
「…で、誰ですか？」
？「やっぱり覚えてないのね…」
？「そりゃ不可抗力だろ」
？「仕方ないわねぇ…じゃあよく聞いといて？」
？「私の…いや、私達の名は」
二人「＿＿＿だ／よ」
「…？聞こえないですよ」
？「…やっぱり聞こえてねえかー」
？「そりゃ、一日で私達の名前を聞けたらそれはそれで凄いわよ」
？「…まぁ
「あのー、あまり話についていけないのですが…」
？「ああ、ごめんなさいね。簡単に言えば…私達は貴方の斬魄刀…つまり、貴方の死神の力って事よ」
「…！じゃあ死神になれますか！？」
？「まぁな。ほらよ、受け取れ。…次会った時、私達の名前が聞こえると良いな」
そう言って、その子は一つの斬魄刀を差し出した
…見た目の割には、意外と軽い…
？「それじゃ、もうこれ以上ここに留まるのは貴方の集中力からして厳しそうだし、また今度って事で。さようなら想代。…いや、奏？…でもなかったわね…」
？「バカ。Aだっつうの」
？「あら、そうだった。うっかり忘れてたわ、ごめんなさい
それじゃあね、A。また会いましょう」
「…はっ」
いつの間にか、寝てたのか…
…にしてもさっきのあれが夢だとしても、やけに現実じみてたような…
…ん？にしても、ちょっと身体に違和感があるような…
？「あ、お目覚めですか！」
「…え、えぇ…？ドッペルゲンガー？」
目の前に、私のそっくりさんがいた
…いやこれ、そっくりレベルじゃないでしょ
梅「失礼な！私はさっきの擬魂丸に宿ってた魂魄、梅と言います！」
…ああ、そういえばさっき擬魂丸…だっけ？それ飲んだんだっけ…
だから私の体に魂魄が宿ったのか…
梅「というか…死神になれたんですね！」
「…え？」
梅「あれ、気付かなかったんですか？
ほら、自分の姿を見てみてください」
「…あ、本当だ…！？」
黒い装束をいつの間にか着ていた
それに腰に斬魄刀がある。…ほ、本当に死神になれた…！？
「嘘…やった！影村さん、私に死神になれ…って、寝てる？」
梅「あはは…実は貴方が精神世界に行ってる間、暇だからと眠ってしまって…」
「そうですか…影村さん！起きてください！」
彩「…Zzz…」
「う〜ん…破道の一、衝！」
彩「あいてっ…いってえな…」
鬼道の威力も上がってる。前はデコピンされてるくらいの力だったのに
彩「何だよ…ってA？」
「影村さん、私死神になれましたよ！」
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彩(プロフ) - 苺デラックスさん» コメントありがとうございます。まさかこのような計画性のない作品が面白いと言われる日が来るとは…最近体育祭の練習で筋肉痛続きですが、頑張って続編を書かせていただきます(笑) (2018年5月18日 17時) (
レス) id: c0a6d25766 (このIDを非表示/違反報告)
苺デラックス - コメント失礼します！！このお話面白くってファンになりました！続編楽しみにしてます！ (2018年5月15日 0時) (レス) id: ca55176d45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩 | 作成日時：2018年3月23日 17時
