起こして嘘を見破って、 ページ40
喜助視点
「…」ｽﾔｽﾔ
浦「…つまり殺されかけた所をAサンに助けられ、
藍染と戦ってる内にAサンが斬魄刀に意思を乗っ取られて、その斬魄刀が藍染を圧倒した…と」
乱「そういう事になるわね…」
浦「そうですか…」
店の布団でスヤスヤ眠るAサンを横目に、今まで聞いた話をまとめる
…まぁ、いつかこうなるのではとは思ってましたけど…
浦「…Aサンは、死神でした」
ギ「過去形なん？」
浦「ええ。実は… 葉「Aちゃーん！！」…この声は？」
葉「ここにAちゃんはいますよね！？」
店の表に、見覚えのある人がいた
…確か、この前Aサンと海にいた人だ
浦「お久しぶりッスね
Aサンならそこでぐっすりお休みですよ」
葉「貴方は、海に行った時の…！」
「…ぅ」
浦「…おや、起こしてしまいましたか
おはようございます、Aサン」
「え…」
目が覚めた目の前の友人は、"誰？"とでも言いたそうな顔をしてる
…どうしてそんな顔をしてるんスか？
葉「浦原さん、実は今Aちゃんは記憶喪失なんです！」
浦「…え？」
…流石に驚いた。頭でも打ったのだろうか
Aサンは意外と頑丈ですし、記憶喪失なんて…
葉「あ、でも黒崎一護と浦原っていう苗字は覚えてたみたいだよ」
浦「そうですか…」
「…えっと、貴方が浦原さんですか…？」
よく見ればいつも雰囲気は怖いというかトゲがあるのに、今は無い
浦「はい。浦原喜助っていいます」
「あ、どうも…私は言わなくても分かりますか？」
浦「10年くらい付き合ってるので、色々知ってますよ」
「つ、付き合…！？」
葉「A、友人としての付き合いだよ。恋人としてじゃないよ」
「あ…びっくりした…そういえば葉月ちゃん、よくあのヤバイ人から逃げられたね」
…え、逃げられた？
藍染から逃げられるなんて至難な技じゃ…
葉「あはは…猫騙ししてそのうちに逃げたんだよ
怖かったよ…斬りかかってくるんだもん…」
…この人、嘘をついてる
直感的なものだけど、僕には分かった
…今ならこの人の…葉月サンの正体を暴けるかもしれない
浦「でもあの藍染って僕ら隊長でも逃げられないんスよ？
よく逃げられましたね。あの人に猫騙しは通用しないのに
…そういえば貴方について調べた事があるんですよ
でもAサンが通う大学を調べると…葉月なんて名前の人、
…どういう事ッスか？」
正体を見破って記憶を取り戻して、→←番外編【黒崎家の長女はxxカフェで働かされる様で】
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彩(プロフ) - 苺デラックスさん» コメントありがとうございます。まさかこのような計画性のない作品が面白いと言われる日が来るとは…最近体育祭の練習で筋肉痛続きですが、頑張って続編を書かせていただきます(笑) (2018年5月18日 17時) (
レス) id: c0a6d25766 (このIDを非表示/違反報告)
苺デラックス - コメント失礼します！！このお話面白くってファンになりました！続編楽しみにしてます！ (2018年5月15日 0時) (レス) id: ca55176d45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩 | 作成日時：2018年3月23日 17時
