案内されて働いて、 ページ20
葉「…で、ここが私とAちゃんの部屋ね！」
中へと案内されるとそこには私の部屋の二倍の広さの部屋があった
…ホテルですか？
＿＿いいえ、ただの一部屋です
なんて分かりきってる自問自答をしてると、早速バイトの時間が迫ってきたので
葉月さんと一緒に海の方へ向かった
葉「わぁ…」
「…凄い人」
まだ夏休みになって１週間目だと言うのに沢山の人で賑わっていた
海の家の方も今は昼休憩をしてるようだが、多分忙しくなるのだろう
葉「すみませ〜ん、バイトしにきたんですが…」
男「おお、待ってたよ。電話で仕事の内容は伝えてある通り、料理とか運んでもらうからね」
中から三十代ほどのおおらかそうな男性が出てきた
…この海の家の店主だろうか
男「室内はクーラーとか効いてるけど、暑かったりしたらちゃんと水分補給するんだよ」
「はい、ありがとうございます」
男「それじゃ、２０分後には休憩終了だからね
準備しといて」
葉「分かりました！」
…準備といっても、ほとんどする事が無いような気がするけど
とりあえずあらかじめ持ってきたシュシュで髪を結ぶ
葉「そういえばAちゃんが持ってきた服って大体そんな感じなの？」
今着ている服はTシャツに半ズボン
一応、ちゃんと日焼け止めはした。そんな日焼け、したくないし
「暑いのは好きじゃなくて…明日も明後日も、似た服だけど」
葉「…Aちゃん、もう本当にモデルやった方が良いと思う…」
「いきなり何を言い出すの」
葉「だってそんな脚してるんだよ！？男が寄ってきそうな体型してるしさ！
…胸は除いて」ﾎﾞｿｯ
「…最後聞こえたよ」
葉「あっ、ごめん」
…嫌味にしか聞こえない。少なくとも葉月さんの方が体型良いし…
…その、なんというか…胸はあるし
「ハァ…」
別に全く無いわけでは無いが、普通よりあまり無い胸を恨んでため息をついた
…もう良いや、恨んでも仕方ないか
男「はい、お疲れ様。今日のバイトはこれでおしまいだよ
これ、今日のぶん」
二人「お疲れ様でした」
葉「あー、やっと終わったね」
もうすっかり日が沈んでしまった
普段はここまで人は来ない店でバイトしてたし、大変だったけどやり甲斐はあった
「…じゃあ、戻ろっか」
葉「そうだね！」
にしても、海は綺麗だな…
…一護達は今、何をしているのだろうか
多分ルキアさんを助けるために修行でもしてるのだろう
…自分だけ、楽しんでて良いのかな…
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彩(プロフ) - 苺デラックスさん» コメントありがとうございます。まさかこのような計画性のない作品が面白いと言われる日が来るとは…最近体育祭の練習で筋肉痛続きですが、頑張って続編を書かせていただきます(笑) (2018年5月18日 17時) (
レス) id: c0a6d25766 (このIDを非表示/違反報告)
苺デラックス - コメント失礼します！！このお話面白くってファンになりました！続編楽しみにしてます！ (2018年5月15日 0時) (レス) id: ca55176d45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩 | 作成日時：2018年3月23日 17時
