懐かしんで眠って、 ページ12
「…ところで、一護がお世話になってるみたいだね」
ル「っ…いや、寧ろこっちが世話になってる」
「そう…どちらにしろ、無理はしないで
一護も絶対、無茶はしないで。間違っても死なないように」
一「俺はそんなに脆くねえよ」
「…そうだね。しぶといから一護は平気かな
そういえば今日、少しだけ晩御飯食べるから」
一「は！？」
「…無理矢理誘われたの。食べ終わったらさっさと帰るから」
誰に誘われたのかは言わなかった。言わずもがな分かるだろうし
というか一護、その反応は傷付く…一緒に食べたくないのは十分すぎるほど分かってるから…
「それじゃ、時間まで私の部屋に入ってるね」
というかルキアさんは一護の部屋に住んでるんだっけ
…別に私の部屋、使っても良いんだけどね
と思いつつ、最近入ってない自分の部屋に入った
…遊子、掃除してくれたのかな。未だに部屋が綺麗だ
自分の部屋はベッドや机、タンス以外はほぼ無い
だから結構殺風景だが…それでも愛着は湧くものだ
「… 懐かしいな」
昔はここで勉強したり、本読んだり、小さい頃には一護達と遊んだり…
…あ、そういえば親に内緒で猫を家に連れて帰って、遊んだりじゃれたりしてたっけな…
その時はバレて、怒られちゃったけどね
「…あの時に、戻れればなぁ…」
なんてもう、全部過ぎた事だからどうしようも出来ないけど
…まだ時間、たっぷりあるな…
今日は色んな事があったな…もう疲れた
…そういえば最近あまり寝れてないな。少しだけ寝よう…
たまには、こうやってのんびりするのも良いじゃないの…今日くらい…
私は眠気に逆らえず、そう思いながら倒れこむようにベッドに横になり、瞼を閉じた
「ねぇ＿＿さん、どうやったらそんなに強くなれるの？」
？「さぁな。まぁ日々鍛錬あるのみだろ」
「そっか〜…ねぇねぇ＿＿さん。じゃあさ、私死神になれるの？」
？「…普通だったら出来ねぇだろうが、お前は多分なれるだろうな」
「本当？」
？「俺がお前に嘘ついた事があるかよ
…まぁ、別に手助けくらいはしてやっても良いけどよ
俺も、虚が出なかったら仕事が無くて暇だからな」
「本当？やった！」
？「…一応聞くけどお前、ガキのくせに何でそんなに強くなりたいんだ？」
「…絶対に誰にも言わないなら」
？「分かった」
「…あのね、護りたいものがあるの」
？「…家族か？」
「家族…もそうだけどね
＿＿＿未来が、護れるように…って」
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彩(プロフ) - 苺デラックスさん» コメントありがとうございます。まさかこのような計画性のない作品が面白いと言われる日が来るとは…最近体育祭の練習で筋肉痛続きですが、頑張って続編を書かせていただきます(笑) (2018年5月18日 17時) (
レス) id: c0a6d25766 (このIDを非表示/違反報告)
苺デラックス - コメント失礼します！！このお話面白くってファンになりました！続編楽しみにしてます！ (2018年5月15日 0時) (レス) id: ca55176d45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩 | 作成日時：2018年3月23日 17時
