第四十三話 ページ45
ヤンデレ本丸は名前の前に*マークをつけることにしました!
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狐華Aside
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「お前は一生、俺たちから離れられない」
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『はっ…』
頭の中で、誰かの声で何かを言われて目が覚めた
目が覚めると、薄暗い部屋だった
しかも、よく見ると私の部屋だったところだった
『……誰も、いない』
その場からゆっくりと体を起こして立った
この場から、この本丸からはもう逃げられないかもしれない…そんなことを、今考えていた
今、誰もいないけど、もしかしたら違うところから今誰かが見張っているかもしれない
*三「Aよ」
『!!』
名前を呼ばれ、障子の方をバッ と振り向くと、三日月宗近の影があった
『……』
*三「また会えると思っていた、会えて本当に嬉しい」
『私は嬉しくなんかない』
そう言うと三日月宗近は障子を開けた
三日月宗近の目は狂気に満ちていた
『っ…』
*三「あぁ…本当に愛いなぁ…」
ジリジリとゆっくり此方へ歩いてくる
手を伸ばして私に触れようとする
『や、っ、やめて…こないで』
*三「大丈夫だ…少し、触れるだけだ」
『い、いやだ…!』
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三「A…言うことを聞かないと、どうなるかわかるな?」
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三日月宗近への恐怖で思うように足が動かせなかった
『…!い、っいやだ…!』
ついに私の頬に触れると、ゆっくり私を見つめながら親指で撫でた
*三「俺のこの手の中で、永遠に納めていたい…」
そう言うと三日月宗近は私の顔を引き寄せ、口づけを交わそうとしてする
『…っ…ゃ…』
ここにいたときの三日月宗近が怖くて、抵抗もする気がなく、私はそのまま受け入れようとした
*鶯「三日月」
*三「……」
『…!』
*鶯「独り占めはダメだぞ。他のみんなが怒るからな…Aも起きてることだ、大広間へ来い。みんなが待っている」
*三「…あぁ、すまんな…A、行こうか」
『……うん……?』
鶯丸が来て、何とか唇と唇がくっつくことはなかった
今の会話は…まぁ、この本丸では有り得るけど、有り得ない会話を普通にはしてた
けど…何処か、喧嘩?何か、ピリピリした雰囲気だった
鶯丸と三日月宗近に、何があったんだ……
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【彩北】(プロフ) - つきなみさん» 初めまして、コメントありがとうございます。ヤンデレでしたか!?そう思ってもらえて光栄です!()更新、なんとか頑張ります! (2019年2月23日 16時) (レス) id: 0129b756bb (このIDを非表示/違反報告)
つきなみ - 初めまして。こちらの作品が好きで、楽しく読ませて頂いてます。刀剣男士のヤンデレ具合、最高です!夢主ちゃんはどうなってしまうのか、今の本丸の審神者さんと男士は夢主ちゃんを助けること間に合うのか、続きを楽しみにしています! (2019年1月22日 20時) (レス) id: 2209e94daf (このIDを非表示/違反報告)
【彩北】(プロフ) - 4869H.Kさん» 面白いだなんて…!嬉しい限りです!ありがとうございます!!頑張ります!! (2018年12月25日 17時) (レス) id: 0129b756bb (このIDを非表示/違反報告)
4869H.K(プロフ) - 凄く面白いです!更新楽しみにしてます! (2018年12月10日 2時) (レス) id: 7a8b945c7b (このIDを非表示/違反報告)
【彩北】(プロフ) - なすの炒め物さん» コメントありがとうございます!そんなことを言ってくれるだなんて…とっても嬉しいです!その一言だけでも頑張れる気がします!続編を作ろうと思ってるので、続編が出ましたらぜひ読んでください! (2018年11月14日 1時) (レス) id: 0129b756bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:椿 | 作成日時:2018年9月27日 23時