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赤色【みさと】 ページ7

深い赤色のワンピースを身に纏って、
私は住み慣れた待ちへ向かった。

その足はとても軽かった。
すると、周りの目がやけに刺さる。
「やだわ。あの子呪いの色、赤色を身に纏っているわ」
そんな風な声が聴こえてくる。
君達、普通の人間の血の色は赤色だろうに。

そんなに憎いなら、怪我したら大騒ぎなんだろうなあと他人事のように私は師匠の家へ向かっていた時、「やーい!呪いの色!」そんな声が聴こえて、頭に石を投げつけられた。

と、思ったのだけど。。。

瞳に映るのは闇を纏った。
柳色…

クロエお兄ちゃんだった。

お兄ちゃんに貰った黒百合のペンダントが綺麗に光っていた。

「僕の妹に今度手を出したら、怒るよ?」
昔よりはマシだけど。凄く怒ってる。
お兄ちゃんは私の代わりに石を受けたせいで、
お兄ちゃんの頭からは血が垂れていた。
痛そう…。。

「クロエお兄ちゃん!!私は大丈夫だから!」
そう言うと、クロエお兄ちゃんはニコリと笑った。
「そっか…!良かった」

「ここの町ではね、赤色は忌み嫌われているんだ。」
「そうだったの。。?」
普段あまり意識しないせいか、気付かなかった。
「ねえ、クロエお兄ちゃん!折角だし、師匠の家に寄ろうよ!」
そう言うと、クロエお兄ちゃんも頷いてくれた。

「イロハ、僕があげたリボン使ってくれているんだね」
「うん!大切にしてるの!ありがとう。」
「それは良かった。」
クロエお兄ちゃんは会ってない間、ちょっと穏やかになった気がする。

「そういえば、クロエお兄ちゃん!あの藍色の外套、雨月さん宛だよね?」
「そうだよ。あれはね、色の使いすぎを制御する素材を使ってるから、彼の為になるかなと思ってね。」
「雨月さん、気に入ってくれてたよ!」
そう言うと、クロエお兄ちゃんは嬉しそうに笑った。
「そういえば、お土産にマカロンとか、お菓子あるからみんなで食べようか。」
「うん!!」

私達が見たものは…。。

絆創膏を沢山つけられて、涙を流している。
アキさんだった。




「アキ、どうかした?」
そういって、柳色が優しく微笑んだ。

わたしは。【天秋】→←自分へのご褒美【みさと】



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?胡桃_美咲翔?(プロフ) - 作りました!!パスワードは同じです!! (2020年3月23日 16時) (レス) id: 18eae7edc1 (このIDを非表示/違反報告)
天秋(プロフ) - ?胡桃_美咲翔?さん» ふあいとー! (2020年3月23日 16時) (レス) id: f69f9f0f1e (このIDを非表示/違反報告)
?胡桃_美咲翔?(プロフ) - ちょ、おけおけ、作るからまっててw (2020年3月23日 16時) (レス) id: 18eae7edc1 (このIDを非表示/違反報告)
蓮@雫3318(プロフ) - ?胡桃_美咲翔?さん» さぁてくるっちゃん…続編のお時間だぁ! (2020年3月23日 16時) (レス) id: 57a1a02777 (このIDを非表示/違反報告)
蓮@雫3318(プロフ) - 天秋さん» そゆことかな。 (2020年3月23日 16時) (レス) id: 57a1a02777 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:胡桃美咲翔 x他3人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2020年3月21日 10時

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