オタク少女、キミガシネの世界に来た【キミガシネ】 (ページ43)

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41話ページ43

A視点

サラ「ジョーを助けてやって…！！助けてください…！！」

ホエミー「かわいい〜サラちゃん！あはは」

ホエミー「いいでしょう。チャンスを与えます。」

サラ「え…」

ホエミー「うふふ、このボタンは田綱丈に繋がれた装置の動作に影響するボタンです！」

ホエミー「とにかく連打するんです！多ければ多いほど装置に影響し、止まるかもしれません！」

サラ「か…貸して！！」

ホエミー「さぁ、ボタンを連打するんだ。助かるかもしれないぞ？ふふふ…」

ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ

ジョーは息絶えた…

サラ「ジョー…お願い…返事して…」

サラ「目を開けて…。リョーコが…親が…帰るんでしょ…」

サラ「一緒に…学校に…リョーコと…」

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ケイジ「もうやめるんだ。サラちゃん…」

ケイジ「もう、いいんだ…」

サラ「ぅぅあああぁぁぁ……ぁぁぁ…！！」

ホエミー「うふふ、泣いてる所もなんてかわいいんでしょう。」

ホエミー「惜しかったですね。もう少しで止まったかもしれません。あはは…！」

サラ「…ああうぅぅ…ぅ……」

サラ「…ひ…ひどいよ…初めから…助けるつもりなんて…なかった…くせに……」

ホエミー「泣くことないのですよ？あなたのがんばったおかげで田綱丈は少しでも長生きできました。」

ホエミー「貴方がボタンを押した分ジョーは長く苦しんだのです。うふふ…あはは…！」

サラ「……………」

ホエミー「あら…つまらない。壊れてしまいましたか。」

ホエミー「まぁ…いいでしょう。あなたに構ってる時間はないのです。」

ホエミー「メインは佐藤戒。あなたですからね。」

カイ「残念ながら、あなたの好き勝手にはさせません。」

カイ「ﾀﾋは…自らが下します。」

ホエミー「き…貴様！！なに…勝手なことを…！！」

ホエミー「調理室の包丁か！自〇なんてさせてたまる…」

Q太郎「ウラァァァ！！！！」

ホエミー「ぐあ！！」

ホエミー「クソッ…！！離せｯ!!馬鹿力がｯ…!！」

Q太郎「ふざけろ！！ﾀﾋんだって離さねーぜよ！！」

ホエミー「クソｯ…!!これじゃあ装置が…起動できな…」