37.星に願いを ページ37
今日は、彼が亡くなって49日。
法事に行ってきた。
日にちの関係で、俺とガヤしか行けなかっけど、
彼の親族たちは俺らが来るだけで喜んでくれた。
きっと、としくんも喜んでるよって。
それを聞いて、涙が滲んできた。
家に帰って、棚の上に飾ってある写真を見る。
2人で海に行った時の写真。
その写真の中に映る君は、
流れ星が最後に光るような…眩しい笑顔を、
俺たちに振りまいて…星になってしまったね。
永遠よりもずっとずーっと長く…僕は、
あなたのことを思い続けるよ?
例え、鳥になっても、ハチになっても…
僕は君を選ぶんだろうな。
夜空を眺めて………あなたのことを考えるよ?
涙を、まだ枯らすことが出来ないよ…。
きよしこの夜。
でも、そうじゃない夜だって、一晩中…いつも見上げてるよ?
ねえ、もっと僕は貴方のことを幸せにできたかなって…。
もう、答えは聞けないけれど。
きよしこの夜。
でもそうじゃない夜だって、
一晩中…いつも見上げてるよ?
星に願いを…
夢の中でいいから、彼に会わせてください…。
66人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:beniimo_1048 | 作成日時:2018年8月6日 20時