33.プレゼント ページ33
彼の家に着き、家に上げてもらった。
彼の部屋へ案内してもらい、中に入った。
相変わらずの彼の部屋。
たくさんのフィギュアが置いてあり、俺との写真やメンバーの写真がちょこっとだけ貼ってあった。
少しだけ整頓された机の上に、何か箱が置いてあった。
その箱は、淡い黄色の舗装が施されていて、淡い紫のリボンがくくり付けてある。
宮田らしいな、たんまみーやカラーって…。
M母「たまちゃん、この机に置いてある箱、としくんからのプレゼントだって」
t「としくんから…?」
M母「うん、受け取って?」
t「はい、ありがとうございます」
M母「あっ、あとこれ…」
っと言われ受け取ったのが…手紙だった。
t「手紙?」
M母「そう、手紙。でもいつ書いたのかしらね…私やお父さん、あときょうだいふたりと、病院関係の先生達と事務所の方・エイベックスのスタッフさん達。あと、メンバー一人一人にって書いてたの。」
t「なるほど…じゃあ、家に帰って見ておきますね」
M母「うん、そうして?」
t「はい、ありがとうございます」
そう言い残して、家に帰った。
俺の家で飼ってる犬達は、実家に預けてるから、家には俺一人。
1人の部屋で、彼からのプレゼントを開封する。
中に入っていたのは、俺が昔欲しいって言ってた2匹のクマが、リンゴを持っているマグカップ。
8年くらい前の話なのに、よく覚えててくれてたね…嬉しいよ、としくん。
そして、俺は手紙を見ることにした。
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作者名:beniimo_1048 | 作成日時:2018年8月6日 20時