輩 ページ14
そうと気づけば、
馬鹿素直な私に恋心を隠すことなんてできるはずもなく
「すいません、呼び出しちゃって!」
「いや、大丈夫だよ」
わざわざ黒尾先輩を呼び出して、こう言った
「あの……私、
黒尾先輩が好きって気づいたので褒めて下さい!」
割と大きめな声に目を丸くする黒尾先輩
「……なんだそりゃ」
「昨日言ったじゃないですか!」
“黒尾先輩に褒められるのが1番嬉しい”
「頭撫でられるのも、佐藤ちゃんって呼ばれるのも……
なにもかもが1番嬉しくて、幸せなんです」
そう言い切った後
「……あ〜………」
顔を押さえた黒尾先輩がしゃがみ込んだ
真似するようにしゃがんで、
黒尾先輩の顔を覗き込む
「……先輩、耳真っ赤ですよ」
「……だろうね、ごめん見ないで」
「先輩も照れるんですね……!」
「佐藤ちゃんはなにに感動してるの」
いつもスマートな黒尾先輩の、
赤くなってる姿なんて……
「激レア……」
「ごめん、ちょっと黙って」
「アッ、はい……」
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ビーーグル(プロフ) - 燐さん» まじですか〜!?なんかもう燐様のために小説書いてあげたいくらいです…笑 (2017年7月23日 9時) (レス) id: 6c5d4b22b2 (このIDを非表示/違反報告)
ビーーグル(プロフ) - 陽葵さん» ありがとうございます!構ってちゃん、なんか可愛くないですか??笑 (2017年7月23日 9時) (レス) id: 6c5d4b22b2 (このIDを非表示/違反報告)
燐 - めっちゃ良かったです!ビーーグルさんのとこの黒尾さんに惚れちゃいますよ!! (2017年7月17日 23時) (レス) id: 6aa42038d7 (このIDを非表示/違反報告)
陽葵(プロフ) - めっちゃよかったです!キュンキュンしました (2017年7月17日 18時) (レス) id: 664fb58393 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ビーーグル | 作者ホームページ:https://odaibako.net/u/chichichi1208
作成日時:2017年7月16日 1時