恋愛あるある！！！

その1 ページ1

「恋のあるあるといえば？」


「……なんだ急に」




大地さんにそう聞けば、苦笑いでそう返された


なんで苦笑いするのひどい…




「話すことなかったんでなんか話題を、と思いまして！」


「結果がそれか」


「だってそれ以外思いつかないんですぅ！」




ジタバタ暴れると「うるさい」と一喝


お、怒らないでください……




「俺に聞いてどうする、もっと他に…」


「なーに話してんのっ」




大地さんが話してる途中、後ろから明るい声


ヒョコッと顔を出したのはスガさんだった




「あ、実は恋のあるあるについて…」


「あるある？」




私の言葉に首をかしげたスガさん




「なんかないですか！」


「なんかかぁ……」




悩み始めた時、後ろからまた声がした




「おーす、そこで固まって何やってんの？」


「あ、旭さんこんにちは！」


「お、Aもいたのか〜」




よしよしと頭を撫でられてくすぐったさに目を瞑る


それを見ていた大地さんとスガさんから一言




「犯罪っぽいな」


「旭アウト」


「なんで！？」

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