恋ってこんなに辛かったけ?11話 ページ12
ー銀時サイドー
銀ちゃん》お前、そいつの事好きなんじゃねぇの?
(本当は教えたくなかった。だって、それ俺じゃねぇんだろ。)
貴方》え?そうなの??
銀ちゃん》よく知らねぇけど、多分そうなんじゃねぇの?
(Aは鈍感だな。言わなきゃ良かったかな。
これじゃ、敵に塩を送ってるだけじゃねぇか。)
貴方》そうなんだ。これが好きって言うことなんだ。
銀ちゃん》いやっ、断定できねぇよ。やっぱり。俺はお前じゃねぇからわからねぇよ。んなもん。
(俺は何がしたいんだろ。AがAの好
きな人と結ばれるのが1番良いんだろうけど、、。
俺がお前を幸せにしてやるってんじゃダメなのか?)
貴方》そっか。じゃあ、銀ちゃんならどうするの?
銀ちゃん》俺がお前なら、自分の事をずっと見守っ
てくれてた自分の事1番好きだって思ってる奴にするよ。
(頼むから気付いてくれよ。俺の気持ち)
貴方》そうだね。そうした方が幸せだね。
銀ちゃんは好きな人がいるの??
銀ちゃん》あぁ。いるよ。危なっかしくていつも目を離せねぇ奴がな。
貴方》銀ちゃんもいるんだね。
私もいる?のかな。
銀ちゃん》また、なんかあったら俺に言えよ?
貴方》うんっ、ありがと♪銀ちゃんっ。
貴方》(気付いた時にはもう手遅れで総悟には好きな人がいた。総悟があまりに幸せそうに好きな人の事話すから応援するって言っちゃった。バカだな私。)
銀ちゃん》(好きな人に幸せになって欲しくて応援するって決めたけど今になってやっぱり俺がAを幸せにしてやりたくなっちまったよ。何やってんだ俺。)
銀貴》(恋ってこんなに辛かったっけ?)
貴方》そろそろ、戻ろっか!
銀ちゃん》悪りぃけど、俺腹痛てぇから。
先生に言っといてくれねぇか?
貴方》え!?大丈夫?
お大事にねっ!銀ちゃんっ
銀ちゃん》おう。ありがとな。
Aが保健室を出て行くのを見届ける。
(あー、よく耐えたな。俺。)
銀時の目からは次々と涙が溢れ出していた。
(A、お前の事が大好きだ。)
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作者名:千歳 | 作成日時:2017年8月22日 20時