赤い薔薇は黒く染まる【d！短編集】 (ページ43)

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27本目、「綺麗なもの」/zm ＃傷つける表現有#ちょいピンク？？ページ43

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ｻﾞｼｭｯ

『痛っ…ゾムぅ、私キレイ？…私のこと愛してる？』

zm「ﾋﾋｯ、おん、めっちゃ綺麗やで。この古傷も、今つけた傷も、赤い血も♡」

『…なら良かった♡これで良いんだよね？普通だよね？』

zm「普通こうやって愛されてるよ。多分。」

綺麗やで、A。

白い肌に混ざる赤がとっても綺麗やで。

その治りかけの傷も。

もっと傷つけたくなる材料になって

ｼｭｯ、ｻﾞｼｭｯ、ｽｯ

『…っう、…ふぅ…ひぃ…♡』

愛されてるからって痛みを必死に堪えて涙ぐんでさ、

可愛いったりゃありゃしない。

zm「その目と血、ほんっと狡いよなぁ…♡」

『そう？うれしぃ…♡んっ…ﾁｭｯ…はっ…はぁ…ｸﾁｭ…』

思わず唇を奪い、口腔を荒らす。

唾液が混ざり合い水音が鳴って、銀の糸で繋がれる。

zm「はぁ…抑えられへん…ええか？」

『うん…きてぇ…思いっきり愛してやぁ…♡』

zm「…煽るねえ、ええんやな？痛くっても止めへんで。」

『うん、いいよぉ…痛みこそ愛でしょぉ…？♡』

zm「ｶﾊﾊｯ、さっすが俺の彼女やなぁ♡」

彼女はもう全てを曝け出している。

そして俺は傷だらけの腕を握る。

血が滲んだ。

でも今はどーでもええし、その血で興奮が増してしまう。

zm「愛してるで、A♡」

『んあっ…！…ﾋｳｯ…ゾムぅ、わたしもぉ…ｱﾊｧ…』

お楽しみが始まった。

夜はまだこれから。

彼女はほんと綺麗だ。

zm「終わったらまた傷つけても(愛しても)ええかっ？♡」

『ﾝﾝ…ﾊｯ…うんｯ…♡♡』

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オリジナルの話です。(花言葉分らんかったorz)

ちなみに26本目もオリジナルだよ☆()

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