赤い薔薇は黒く染まる【d！短編集】 (ページ15)

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9本目、「愛の鎖」/syp # リ　、スカ表現有ページ15

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なんで俺を置いて貴方は仕事に行ってしまうんですか？

他の奴らと貴方が喋るとか嫌です

なんで貴方は1人で出かけようとするんですか？

その白い肌が太陽の光で穢れてしまうのに

その可憐な顔が他の奴らに晒されるなんて嫌なのに

ねえA、

うさぎは寂しいとﾀﾋんじゃうんですよ

俺もうさぎと一緒。

貴方のいない時間が狂おしい程嫌で

ﾀﾋんでしまいそうなくらい

そう思いながら今日も手首にカッターを当てて

小さな傷を作る

早く帰ってきてよ

寂しいよ

どうにかなっちゃいそうなくらい

、

貴方は、どうして俺を寂しさで狂わせるの？

ああ、そうか、“自由”だからか。

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『ただいま～ってショッピ君！』

syp「Aさん、おかえりなさい。そんな焦ってどうしたんすか」

『またリ、スカして！だめだよ！死んじゃったらどうするの…((ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ』

syp「だってAさんがいない時がﾀﾋんでしまいそうなぐらい嫌で…」

『でも…もうリスカしちゃだめだよ！』

syp「分かりました。じゃあAさん、俺が寂しくならないようにして下さい。」

『…いいよ、どうすれば寂しくならない？』

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A視点

ねえ、どうして貴方は自分を傷つけるの？

寂しいの？私もそうだよ。

仕事をしてる時、狂おしい程寂しくて、

どうにかなっちゃいそうなぐらい。

でもこれで寂しくないね

大好きだよ

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？？視点

薄暗い部屋に男女1人ずつ。

彼らは手錠で繋がれている

『…ショッピ君…大好き。』

syp「…俺も…」

ﾁｭｯ

唇を重ね、舌を絡めあって

繋がれた銀の糸。

彼と彼女を繋ぐ、愛の鎖。

syp「これで寂しくないね…」

『そうだね…ずっと一緒だよ、ショッピ君』

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