きのこの冒険 ページ1
※この作品はフィクションです。実際の人物、団体等は一切関係ありません。
山)「どうだ、売れたか?」
海)「いや、全然。20キノコ(※)しか売れなかった。」
(※1円=2キノコ。つまり、10円分)
山)「最近、売れ行きが悪いな、、、」
山野きのこと、海野きのこは、山と海できのこを売っている。
売れ行きが悪い、と悩んでいたそのときである。
ピロン♪
山、海)「?」
ーニュース速報ーCタケ村のキノコが不足しています。
山)「何、あのCタケ村のキノコが消えた!?」
海)「おいおい、あそこは世界一きのこが取れる場所じゃなかったっけ!?」
海野の言う通りだ。だが、最近の悪天候のせいで、きのこが村から消えたらしい。
山)「大変だろうな〜」
海)「ああ、、、、」
「なぁ、俺たち、、、、Cタケ村にきのこ届けねえか?」
山)「え、、、」
悪くはない、そう思った山野は「よし、行こう!」と言った。
ーここから、2人の冒険が始まるー
山)「Cタケ村って、どこだっけ?」
海)「えっと、、、よくわかんない。でも、エリンギ村に行けば、誰か教えてくれんじゃね?」
山)「そだな」
2人は、まずエリンギ村を目指して歩き出した。
山)「おぉ、あれ、エリンギ村じゃね?」
海)「絶対そうだよ、いこう!!」
村に入ると、ベンチに座っている人がいたので、その人に道を聞くことにした。
山)「あの〜、僕たち、Cタケ村に行きたいんですが、道がわからないんです。」
エリンギ村の人は、半寝だった目をぱっちり開けた。
「し、Cタケ村に行くのかい!?」
その人は、何だか焦っている、、、ように見えた。
海)「何か問題でも」
「あんな危ないとこ、行けるかよ!」
山)「どういうことでしゅか?」
「あそこに行くには、「きのこの山」をこえなくてはならない」
海、山)「きのこの、、、山?」
「ああ。登るのなら、それ相応のリスクを伴うぞ。」
山野、海野ともに「行くしかない」と、強く決心していた。
2人は、きのこの山へと歩き出した。エリンギ村の人によると、きのこの山は、足場が滑りやすいそうで、
特に山頂は本当に気を引き締めないといけないらしい。
あまり心配してなかったが、本当に滑りやすくて、滑らなければ奇跡とも思った。
なんとか山をこえた2人は、
次の村を目指して歩き出した。
海)「エリンギ村の人、本当に優しかったねー」
山)「あぁ、ほんとにな」
「次は、、」
−2人の旅は続くー
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空のきのこ - めちゃおもしろい!続きがすごく気になるー (2023年5月2日 16時) (レス) @page2 id: d7191d7960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海のきのこ | 作成日時:2023年5月1日 8時