嫉妬(キバナ) ページ5
今日はAとお出かけ、いわゆるデート中
前の方からオレさまのライバル、ダンデが歩いてきた
『あっ！ダンデさん！』
キ「よう、ダンデ」
ダ「おお！Aにキバナじゃないか！」
『お久しぶりですね！』
ダ「Aとキバナは相変わらず仲がいいな！」
『えへへぇ』ﾆﾍﾗｧ
Aとダンデは楽しそうに話している
…なんだよ
オレさまと話すよりもダンデと話す方が楽しそうじゃねぇかよ
イラつく…
ダンデと会わなきゃよかったのにな…
はッ！
オレさまは今なんて…
ははっ最低だな…
たかが話しているだけなのにな
オレさま器(うつわ)ちっせぇ…
ダ「ん？どうしたんだ？キバナ。頭なんか振って」
『キバナさん？』
キ「ッ！」
ｸﾞｲｯ
『ぅえ！？キバナさん！？』
ダ「おっおい！キバ……ったくアイツは」
オレさまはとにかく無我夢中に歩いた
『キバナさん！どうしてこんな路地裏に…』
キ「…」
言えるかよ…
「嫉妬した」…って
カッコ悪すぎ…
『…言って？』
キ「…ッ！言えるかよ…嫉妬したなんて…」
『！』
キ「呆れただろ？笑えよ」
こんなオレさまのカッコ悪い姿、誰でも笑っちゃうよな
『笑わないよ』
…え
『笑うわけないじゃん…呆れたりもしないよ』
キ「なん…で」
ｷﾞｭｳｯ
キ「！！」
『嫉妬、してくれたんでしょ。私普通に嬉しいよ』
キ「…嬉しい？」
『だって、キバナさん女性に人気だし…ヘラってしてるから嫉妬しなさそうで…』
キ「んなわけねぇじゃん…オレさまだって嫉妬くらいするぜ？」
『キバナさん意外と嫉妬深いんだね』ｸｽｯ
キ「んなっ！／／わりィかよ…」ﾎﾞｿｯ
『あははっ！可愛すぎ』
ﾄﾞﾝｯ
キ「オレさまをあまりからかい過ぎんなよ？」
キ「痛い目にあうぜ？」つり目&ﾆﾔｯ
お前の方が可愛いに決まってんだろ
少しは自覚持てよ
『へっ！？／／(かっ壁ドン！？)』
あぁ…その表情たまんねぇな
キ「わかったか？」
『は、はいぃ…／／』
結果
オレさまは器がちっさい
オレさまは嫉妬深い
Aはつり目に弱い
Aは不意打ちにも弱い
A
キバナさんは意外と嫉妬深い
調子にのっちゃダメ
キバナさんをからかい過ぎると危険
一方そのころダンデは
ダ「キバナを怒らせてしまったかな」
ダ「アイツは意外に嫉妬深いからな」
ダ「あの二人今頃どうしてるんだろう…」
と考えまくってたとか
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あんみつ(プロフ) - k.kさん» 嬉しいです!!ありがとうございます!!! (2021年7月16日 16時) (
レス) id: 3f3451e54d (このIDを非表示/違反報告)
k.k - 面白かったです！キバナさん、かっこ良かった！！！ (2020年10月1日 17時) (レス) id: db3fbbd863 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんみつ | 作成日時：2020年7月25日 22時
