私には大嫌いなYouTuberがいます。

知らないYouTuber ページ3

『分かっていただけました？』


「うん、これは俺らの勘違いだ。ごめんねお姉さん！お前も謝れやまと。」


「待ってひゅうが、これは？この動画の最初、外カメになってて俺ら映ってるやん」


「それは悪気あってやった訳じゃないでしょ…ね？」


『はい…わざとじゃないです』


「それでも映ってるもんは映ってるし、盗撮に変わりないよ」
「それに、俺らのことインスタとかTwitterにあげられたら、企画内容バレるから困るんだよ」



『企画？』



「知らないふりとかいーから」



「やまと！！決めつけんな！ごめんね俺らYouTuberで、今その撮影してたんだよね。コムドットって知ってますか？」



『YouTuber、、ごめんなさい分からないです』



「知らなかったっすよね、それなのにいきなりすみません」



「騙されんなよひゅうが」






…流石にさ？疑われすぎてない？？
こっちはマジで知らないんだけど






『あの、私は貴方達に1ミリも興味無いです。インスタとかにあげるメリットも無いし、この動画は私とこの子の思い出なので消したくありません。』



「うん、そうだよね。悪気あった訳じゃないし、がっつり映ってる訳でも無いから、良いんじゃ無い？やまと」


「なになに、どーした」





また人増えたし…今度はセンター分けの一重の人





「ゆうた、この子が盗撮してた」


『いやしてませんって』


「やまとの勘違いだよ、こいつ今更引けなくなってて」


「あーーなるほど、すみません」



「何で謝るんだよゆうた、盗撮は犯罪だろ」



「だからたまたま動画に映っちゃっただけだろ？俺らのこと知らないんだから仕方なかったじゃん」



「今知ったんだから消してもらうくらい良いじゃん」



「だから、それは、」



『もう良いです。そんなに自分の間違い認めたく無いんですね。』



「間違いじゃなかったじゃん。」









あー、、もうこれ…何言ってもダメだ
…面倒くさいな








『これでいいすか？はい、これで完全削除』


「お姉さん消さなくていいよ！こいつが悪いから！」


『私が犯罪者になれば満足するんですよね？良いですよ別に、』





『___家族との思い出が一つ消えるだけなんで。』





「っ…いやでも、」


「ひゅうが、ゆうた、行こう」


「おい！お礼くらい言え！」


「犯罪者にお礼はおかしいでしょ」


「やまと、言い過ぎ」










…もう会うことも無いし、最後に言いたいこと言って良いよね？

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