アホ峰とバ影山 ３

霧崎第一 ページ13

日向「なあなあ！あれって東京タワー！？」


弧爪「あれは…ただの鉄塔だね…」






黒尾「なに宮城には鉄塔無いの？あの会話デジャブるんだけどw」


澤村「東京にある鉄塔は東京タワーに見えるんだよ地方人には！」


菅原「おいそれ暴言、あとここ埼玉だから」





そう、私達は強化合宿が行われる、埼玉の森然高校にやって来た





それを踏まえて、今回私はとても警戒している





何故なら、遠征に行く度に面倒くさい人に会うからだ





まぁここは埼玉だし？前みたいな事には…







黒尾「あ、そういや、直接関係ねーけど

俺らは何日か前から夏休み始まってて、今日まで合宿に来てる学校があんだわ」



菅原「え、ならもう帰んの？」



黒尾「バレー部じゃねぇからな

バスケ部だ、東京の霧崎第一っつったかな」



A「霧崎第一…？」



澤村「おい…またキセキの世代の誰かいんのか？」



A「い、いや！それは無いっす;;

でも何か聞いた事あるってゆーか…」






その時、向こうからその霧崎第一と思われる集団がこっちに近づいてきた









ボロッ









「あっ！やべっ」









コロコロッ









A「！……ッシ！！……あ、やべ」









今、何が起きたかというと…


ボールが転がってきたので、それを拾ってパスで返したんだけど


何のためらいもなくパスで返されたらバスケ経験者だと分かってしまうよね









うん、凄く見られてます


特に先頭を歩いていた主将らしき人に……って…








花宮「！これはこれは、帝光にいたキセキの世代のコーチじゃないですか！お久しぶりです」ニコッ







A「……花宮真」








花宮「……呼び捨てか…俺の方が先輩なんだけどなぁ〜」苦笑


澤村「こら！A！」


花宮「いやいや、大丈夫ですよ」ニコッ



A「……無冠の五将であるあなたは、霧崎第一に行ったんでしたね、そういえば

てゆーかその猫被りやめてくれません？

この人達はバレー部ですよ？」



花宮「……ふはっ！相変わらず躾がなってねえなぁ、帝光の奴らは」



全員「「「！？」」」



A「そっちこそ、相変わらずコスい試合してるって聞きましたけど？

誠凛にいる私の友達に聞きました

１年前、あんたらが誠凛の先輩達にした事…！」



花宮「…」

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