アホ峰とバ影山 ３

番外編 アホ峰の誕生日 ページ33

……おい、もう夜だぞ？俺誕生日終わるぞ？






Aあのやろー…







電話してやる。部活ももう終わってんだろどーせ。









〜〜〜♫ 〜〜〜♫









A『ッもしもし！？』




青峰「よォ」




A『いきなり電話とか何！？どーした？』




青峰「…俺、今日誕生日なんだけど」








何言ってんだ俺…








A『…え、知ってっけど？0時丁度にLINEしたじゃん』




青峰「は…？いや、来てねえけど」




A『はー？ちゃんと眠いの我慢して起きてたんだからそんな訳……あ。』




青峰「なんだよ…」




A『……寝落ちしたみたいでメッセージ送ってなかったわ悪りぃwww』




青峰「テメェ…俺が今日どれだけ…」




A『あ？何だよ私から祝ってもらえなくて寂しかったのか？大輝くんよおwww』




青峰「お前まじでころす」




A『悪かったってw じゃあ今言うよw

誕生日おめでとう、大輝！！！』




青峰「…さんきゅ」




A『誕プレ何が良い？』




青峰「あー…マイちゃんの写真集」




A『りょーかい』




青峰「は？まじで？」




A『買うの恥ずいから男子に買わせるわ、飛雄とか』




青峰「ッふざけんないらねえわ！！」




A『欲しいって言ったのお前だろ』




青峰『なんで俺が影山が買った写真集もらわなきゃなんねえんだよ！！』




A『めんどくさお前。じゃあ何が良いんだよ』




青峰「…今度こっち来た時、俺と出かけんぞ」




A『っはあ！？なんでそーなんだよ！？』




青峰「…黄瀬とはデートしておいて俺とは出来ねえってか？」




A『何で知ってんの！？』




青峰「自慢してきた」




A『あのクソデルモ処す』




青峰「で？俺とはデートしてくんねーの？」




A『そ、そのデートってのやめろよ…』




青峰「照れんな」




A『照れてねーわ』




青峰「…俺、この前烏野行ってお前にした事、本気から」




A『え…』




青峰「お前の気持ちが、中学の時と同じだとは思ってねえ
でも、俺は今もお前の事ただの友達だとは思ってねえよ」




A『…うん』




青峰「…こっち来る時連絡よこせよ、A」




A『分かった。…おやすみ、大輝』




青峰「おう」









…電話で祝われんのも良いな




にしてもデートくらいで照れすぎだろあいつ…




たまに見せるそーゆーとこに惚れたんだ




…影山には渡さねえ

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