アホ峰とバ影山 ２

ご褒美 ページ43

去り際に……




A「牛島さん、私は烏野高校1年、藍沢Aです。以後お見知り置きを


先程のお話ですが……私は既にその絶望とやらを経験してます」




牛島「！」


影山・日向「「？」」




A「…確かに、女の私は、急速に進化するアイツらに敵わない日が来るのかもしれない、いや、もう敵わないかもしれない


だけど、今の私は、バスケが好きなんです


もう一度、好きになれたんです


だから、その絶望にひれ伏す事は、多分一生ないです


…女には女の戦い方があります


ですから、あまり女をなめない方がいいですよ__」





牛島「っ！？」



A「…失礼します」









影山「まぁ実際、白鳥沢に勝てない青城に勝てない俺達だけどな」


日向「どっちも倒せば関係ない」


A「ふっ、分かってんじゃん」


日向「だから、東京に行く。強くなるには強えやつとたくさん戦うのが1番だろ」









A「送ってくれてさんきゅ」



影山「おう」



A「…まずは明日のテストな」



影山「おう……お前は余裕なのかよ？」



A「ハァ？なめんな！お前の100倍頭良いっつーの」



影山「…なぁ、もし俺が赤点取らなかったら、









今度のオフどっか行かね？」









A「…へ？」



影山「っだから！俺が赤点回避したら今度のオフにどっか付き合えって言ってんだボゲェ‼」



A「あ…いや、うん……い、良いけど…どっかってどこ？？」



影山「…まだ決めてねぇ」



A「なんじゃそりゃ…;;」



影山「…行きたいとこねーのかよ？」



A「ん〜……あ！駅前に出来たカフェ行きたい！！あと近くの雑貨屋さんも！！」



影山「じゃあそこにするか」



A「え？いいの？飛雄のご褒美なのに」



影山「ご褒美………別に、そこでいい」



A「あっそ。…って、まずはテストな！笑

飛雄結構頑張ってたし、自信持ちな！」




バシッ




影山「いっ…！お前力強すぎなんだよ！！！


まぁ…テストの時お前隣にいるし…落ち着いて解ける気がする」




A「…何だよ飛雄〜！私の隣は落ち着くってか〜？可愛いとこあんなお前このやろ〜！！」




影山「っそーだよ悪ぃかボゲェ！！」



A「え」



影山「…あと、俺は可愛くねぇ！

可愛い、とか…お前に言われたくねぇし……」



A「…ご、ごめん？」



影山「…っじゃあな！」



A「ま、また明日な」

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