アホ峰とバ影山 ２

使い時 ページ6

今はWU中なんだけど…



試合前から伊達工の応援がすごくて、皆の空気が重い…！



西谷 「ローリングッ サンダァァッ！アゲインッ！」



シーーーーーン



西谷 「よっしゃあ！心配する事なんか何もねえ！皆前だけ見てけよォ！


_____背中は俺が 護ってやるぜ」




かっ…カッコいい……！！！！




A 「ふふっ 流石っすね、夕さん」

烏養 「あぁ、本当に優秀なリベロだな…」




さぁ、試合開始だ！！！




ピーーーーッ！




「よろしくお願いシャース！！」




こっちは、向こうのサーブをキッチリ上げるのを目的としたレシーブ力が1番あるローテ


澤村 「よし！」


大地さんがしっかり上げて、飛雄にちゃんと返った！


影山「ナイスレシーブ！」


初っ端翔陽に上げた！！


日向 「ふぐっ」ペチッ


トンッ…





決まったものの、ギリギリだな…

リードブロックか…

なかなか囮には引っかかってくれなそうだな…





キュッ





A 「飛雄ナイッサー！」





ドッッッ




うわぁ強烈だけど、リベロの正面…！！

コントロール力が欲しいな…





ドガンッッ




ボッッ






西谷 「すまんカバー！！龍頼む！」





夕さん拾ったぁぁぁ！！！




田中 「旭さん！！！」




ドガガガンッ




A 「くそっ…ドシャット…！！」




旭さん…




東峰 「次は決める！！」




…心配いらなかったですね





向こうのタッチネットや、旭さんのブロックアウトによって、点数的には烏野が勝ってる…けど





A 「今辛うじて避けてるブロックに捕まり始めたら……流れが一気に持っていかれる…！！」




バチンッッッッ




翔陽も…ドシャットされた…




なのに飛雄のあの落ち着き具合…




…あー、今が"使い時"ってことね…






「二口ナイッサー！」



ドッッ



A 「龍之介さんナイスレシーブ！」



キュッ



_____どんなに神経尖らしたって…リードブロックじゃ追い付けない！！！



ドガンッッッッ！！！




シーーーーーン




「な…何だ今のおぉぉ！？！？」




日向 「っしゃあああ！！」

影山 「っし！」

A 「2人ともナイス！！」

日向・影山 「「おう！！」」




ここ二階なのにちゃんと聞こえてんのすげぇな…

……やっぱ私が声でけぇのかよ！！！





その後は一進一退。点差は広まらず、縮まらない。




再び翔陽が前衛に回ってきた







さぁ、もう一度見せつけてやれ



烏野の光と影を_____

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