彼らは私に甘過ぎる 【BTS】

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それがオッパの最大の魅力であり長所であり自慢だ。
誰とでも楽しめる性格。
人見知りをしてしまう私からしてみれば、羨ましい。



『私、グギともう一人、ホビオッパみたいなオッパが欲しかったです』

JH「ふーむ…………今からでも遅くないよ？」

『…えっ？』



歯を見せて笑ったオッパは、私の頬を手で覆ってもてあそびだす。
それがくすぐったくて身をよじれば、頬の肉を中央に集められた。



JH「俺のことも、ジョングガ以上に頼ってくれていいからね？」

『ほんとですか？』

JH「ん！ てか俺もお兄ちゃんしたい！！ お姉ちゃんもちだからさー！」

『あ、お姉さん…』



そういえば、ホビオッパにはお姉さんがいるんだった。
オッパに似て綺麗な雰囲気の人。
オッパは思い出したのか、苦い顔をすると今度は私の頭を撫でた。



JH「こうやって息抜きもしてあげるから！ ぜひ俺のコトもお兄ちゃんって思って！」

『了解です！！』



次の瞬間、なぜかジョングギの声とタクシーの料金を請求する声が聞こえ、
車内が一瞬にして凍りついたのは言うまでもないでしょう……。

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