彼らは私に甘過ぎる 【BTS】

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家に入るとグギが私を離してくれたので、とりあえず部屋着着替える。
脱いだ服を持って部屋を出ると、ユンギオッパに出くわした。



『わ、ごめん』

SG「…おかえり」

『え、え？ ああ、はい、ただいま…？』



オッパはそれだけ言うと、くるりと回転して去っていってしまった。

このオッパだけは本当に謎ですね。
しばらく一緒にいるけど、行動の予測がついた試しがありません。

まあともかく、服を持って洗濯籠に突っ込みリビングへと戻った。
そこにはやはりすねた様子のジョングクが。
ごめんね、ともう一度駆け寄ろうとすると、すかさずテテオッパに襲われる。



『ぎゃっ！！』

TH「おかえりー！ お出かけ楽しかった？」

『えっ？ あ、うん。すっごい楽しかった…よ？』



つい疑問系で返してしまうも、オッパは気にせず満足そうに頷いた。
それを聞いたジニオッパも、奥で嬉しそうに笑う。



TH「俺は、Aが楽しかったんならいいよ」



……なにが？
それは一体私に向けていったのか、それともグクに言ったのか。
わからないけど、グクが不満そうに喉を鳴らした。

混乱していると、ジミナオッパもひょっこり顔を覗かせてくる。
そして、また可愛くはにかむとテテオッパと同じことを言った。



JM「Aが楽しかったなら、俺も一安心できるよ」



ふわーっとした空気のクオズにはさまれ、私は身動きがとれない状態に。
何がなんだかわからず、私も流されて笑っていたらジニオッパが夕食の声掛けをはじめる。

結局、それに誤魔化されてしまい、
ふたりが一体何を言っていたのかたずねる機会を失ってしまった。

◇クリーンデー→←◆

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