彼らは私に甘過ぎる 【BTS】

◇クリーンデー ページ19

皆さまあんにょん。
防弾少年団のジョングクくんの双子の妹、Aです。

ジニオッパとのデート事件から、もうすでに一週間が経ちました。
グクはすっかり機嫌を直し、ヒョンラインと仲良くお話をしています。



JN「ジョングガー、お前部屋前より汚くなってるぞー」

JK「えっ、嘘！」

SG「確かに前より汚いな」

JK「うっそ！」



そう言って私のほうを見るジョングクくん。
なんだなんだ。
つい構えていると、グギは何かを考えた後、私の手を引いた。



JK「じゃあ、今日俺たちは部屋の掃除をします！」

『えー、私も？』



きらきらの笑顔で言うジョングクくんは、私の不満に対してもきらきらの笑顔で頷きました。
ジニオッパ、ホビオッパのふたりはグクの言葉を聞くとほっとした表情を浮かべる。
ふと見ると、ジミナオッパとテテオッパはお目目をまん丸に。
ユンギオッパは特に興味を示さないで、ナムオッパは穏やかに微笑んでいた。

とりあえず、前半のオッパたちの表情でわかった。
このジョングクくんは、かなり部屋が汚いうえに整理整頓をあまりしないらしい。

らしい、というのも、私はそれで慣れてしまっているからその表現なのである。
はたから見たら、結構やばいのでしょう。
ホビオッパの大げさなジェスチャーからわかります。



『え、私も部屋汚い？』

JM「うーん、そうでもないよ？ なんなら、ナムジュニヒョンのほうが…ねぇ」

RM「俺も案外整理が苦手だからね…。じゃあ、一緒に掃除する？」

JN「助かるわー！ これからも自主的によろしくね！」



ナムオッパが反応すれば、さらにほっとした様子のジニオッパ。
どうやら、ジョングクくんとナムオッパ(＋A)の組み合わせは最悪らしい。
お手数をおかけしています、オッパたち……。

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