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「監督生、昼飯食いに行こーぜ」

『いいよ〜ん、ってあれ』

遠くに青い炎が見えた。

「どうかしたんだゾ?A」

『いや、シュラウド先輩がいてさ。珍しいなって』

「シュラウドって…確かイグニハイドの寮長だよな?仲良いのか」

デュースが尋ねる。

『仲良いっていうか…良くしてもらってる?かな』

気づいてくれるかな〜、と彼に大きく手を振る。

一瞬目があったような気がしたが、すぐどこか逃げるようにいなくなってしまった。

その姿に一抹の引っかかりを感じたものの、エースが私を呼ぶ声でかき消された。

「何してんのA〜?デラックスメンチカツサンド売り切れちゃうんだけど?」

『あぁ、ごめん!今行く』


〜〜15分後〜〜

「マジでお前良い加減にしろよ!?」

「人間が浅ましく愚かだとは知っていたが、まさかここまでとは…」

「ちょっと貴女こいつらどうにかしなさいよ!!」

ブーッブーッブーッブーッ

飛び交う罵声と鳴り響くバイブ音。

『ひえ…』

ことの顛末を説明すると、

1,ヘレナが私にコーヒーをひっ掛ける。

2,私、マブ激怒

3,ツノ太郎登場、私洗浄される

4,何故か鳴りっぱなしの携帯

で、今に至る。

ヘレナ「マレウス・ドラコニアと知り合いなんて聞いてない!ズルい!」

エース「ヘレナお前やっと本性出しやがったな?!」

デュース「表出ろやゴルァ!落とし前つけやがれ!」

マレウス「人の子よ、かような下賎な輩と一緒では気がまいるだろう?僕の元へ来い」

グリム「子分!お前のプリン寄越すんだゾ!」

それぞれこの様に供述しておりました。

この後は食堂が爆発したので、喧嘩は強制シャットダウンされましたとさ。

爆発オチなんて最低。


『最近ヘレナ私への嫌悪を包み隠さなくなってきたくない?マジで何考えてるかわかんない』

「子分も前みたいにビクビクしなくなったんだゾ。なんかあったのか?」

『ん〜、秘密かな』

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Matyu(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございます〜どうかグリムを抱きしめてやって下さい!最悪のシュラウド、最高ですよね。 (4月27日 7時) (レス) id: 804f68e71a (このIDを非表示/違反報告)
るい - グリムー!!!!ひとりぼっちじゃないよー!!!監督生がいるよー!!!でもイデア先輩も最高だなー (4月27日 5時) (レス) @page25 id: b34786daa2 (このIDを非表示/違反報告)
Matyu(プロフ) - 水豚さん» とても光栄なお言葉です!ヤンデレ風味のシュラウド、良いですよね。こちらこそ、読んでくださりどうも有難うございました。 (2月26日 17時) (レス) id: 7b0c655599 (このIDを非表示/違反報告)
水豚 - やばい、性癖に刺さったァ、全私が喜んでいる…。こんなに素晴らしい小説、タダで読めるなんて…。ありがとうございました。 (2月26日 2時) (レス) @page25 id: 1de28648f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Matyu | 作成日時:2024年1月12日 19時

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