いちごは甘いですね〜2〜【短編集】

すとぷり【人生ゲーム】ﾘｸ ページ12

Aside





今日はすとぷりメンバーと一緒に、私の家で遊んでいます…



けど、


暇だな。


こ｢なんかしたーい。｣


さ「ゲームでもする？」


り「俺絶対負けるじゃん。」



『んー、じゃあ…』





なにかないかな、と思って周りをキョロキョロと見回す。

押し入れの方をみて、ぱっと思いついた。



『人生ゲームやらない？』



俺もそっちの方がいい〜、となーくん。


反対はないので、押し入れのドアをぐぐぐ、と開いて人生ゲームを取り出す。





真ん中にあるルーレットを回して、出た数進めるのが人生ゲームだ。



テーブルに持っていくとみんな早速用意を始めた。


懐かしい〜、、、


みんな、駒をとりスタート位置につく。




ジ「ぉぉおおおおらぁっ」




何故かルーレットを回すのに全身全霊をかけるジェルくん。

力をこめすぎたためルーレットが外れて、飛んで行った。




みんなぶっ、と吹き出す。



な「ちゃんと回してよ笑」


ジェルくんは正座して、ゆっくりとルーレットを回した。







数回回ってゲームも少し進んだ所。


『んーと？、結婚！結婚するなら、祝い金として、ルーレットで出た数×1000$を全員から貰う。だって！』



お金、お金、とルーレットにもう1回手を伸ばした。








すると、ジェルくんは、あ、と声を上げる。



ジ「俺、Aの結婚相手になるわ。」


『はい？』








ジェルくんが、何を言い出したのかと思うとるぅとくんが続く。




る「違いますよ、僕が結婚します。」


『あら？』



続けて莉犬くん。


り「、俺だもん。結婚するの。」


『ん？』




な「違うよ、Aは俺と結婚するの。」


『…ふぉ？』



こ「なんでよ、僕だよ。結婚するもん」


『…おーい？』



さ「おいおいおい、俺だってば。何言ってるの〜？」


『は、い？…』





えっとこれはどうなってるのかな？ドッキリか何かかな？


みんなはふざけている訳でもなく、真剣な顔でいっていた。



『イマイチよく分かってないのは私だけ？』




私の話は全く耳に入って居ないようだ。



この人たち、こういうところだよ…ちゃんと話聞こうよ。





な「じゃあさ、Aに選んでもらうのがいいよ。」


なーくんがいい事思いついた、という顔で言ったがこれまたよく分からない。


る「そうだね。」






｢｢｢｢｢｢Aは誰を選ぶ？｣｣｣｣｣｣


＊＊＊

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