銀魂 真選組の天涯秘蔵 【完】

９４話＊ ページ44

沖田side

あっちは、もう大丈夫か
電話した奴が土方ってのが癪にさわるが、これで気づいたかねィ？

俺たちが、本当にお前が好きで過保護な理由。
誰の子だかなんて関係ねェ。
俺たちは誰がどう言おうが

真選組のAが好きで、大事なんだよ。
俺は特にな。



沖田「あっちもういいんで、殺しちゃってもいいですかィ。普通に話せてはいやすけど、内心穏やかじゃないんでねィ…？

自称Aの父親でもねェロリコン野郎」


「……君、私のことをとことん怒らせたいみたいだ。
Aは私の娘だ！
あの子をどうしようと私の勝手だろう！？」


……とことん最低だな、お前。
みろAが引いてんじゃねぇか。
年頃の娘に嫌われる親父はいるが、赤の他人にドン引きされる中年は哀れすぎるな。
気をつけろよ、土方さん…


沖田「…Aはてめぇの物じゃねぇ。娘でもねぇ。

あと、Aに藤堂なんて名字似合わねえ」


あの最低野郎まで、あと7人。
遅いねぇ他の奴らは。
俺一人で片付いちまう。

ああ、こっから秒読み。
6…

5…

4…

3…

2…


1……。


さて、もう言い残すことねぇよな？
諸悪の根源ぶっ殺す。

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