銀魂 真選組の天涯秘蔵 【完】

７１話＊ ページ21

これはゲームであって遊びではない

勝てば天国、負ければ地獄。
いっときの油断も許されない、集中力の限界を競い合うのだ。






新八「せーのっ、第一回！」

神楽「Aの誕生日だヨ、」

銀時「局中法度ゲーム！！」

A「……なんですかそれは？」

変に重い語りから入ったかと思いきや、第一回局中法度ゲーム？
なんですかそれは。

神楽「説明するアル。局中法度ゲームとはお互いに決めたルール(局中法度)を決めた本人以外が遵守する究極の行動制限ゲームアル！ちなみに罰ゲームありネ」

新八「それぞれ考えて下さい。ちなみに罰ゲームも一緒にお願いします」

A「罰ゲームって、どんな感じなことをさせればいいんですか？」

こう、どれくらい罰だったらオッケーなのか知っておかないと。変なこと言えないし、軽すぎても重すぎてもダメだと思うし。


銀時「なんでもいいぞ〜。ただしR指定つくから脱ぐのはなしな」

神楽「銀ちゃんじゃあるまいし誰もそんなこと考えねぇヨ。強いて言うならそこのキモ眼鏡くらいアル」

新八「強いても何も考えねぇよそんなこと！
神楽ちゃん最近毒吐きすぎだよ！」

A「………」

神楽「ほら見るアル、Aちゃん無言でお前らから離れたネ！」

ふっ、深い意味はないんだよ？
ただ身の危険を感じただけで、そんな、新八さんが生理的に無理なんてわけじゃないんだから……

銀時「良いから始めるぞ〜」

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